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スムーズな仕事の進め方

どんな仕事でもそうだろうけれど
自分のやったことの次がある。

その後工程を考えて
自分の担当している仕事をすると
ずっとスムーズになる。

僕のデザインという仕事の場合
・誰が確認するのか
・誰がOKを出すのか
・どこで使われるのか
・誰が見るのか
・誰が使うのか
・その結果どうなるのか
などなど
仕事によっても違うし
どこまで見るのかも選べるけれど
なるべく遠くまで見てから
視点を自分の仕事に戻し
目の前のことに集中する。

これはポジションによっても変わるけれど
それがデザイナーなのか…
コピーライターなのか…
イラストレーターなのか…
ディレクターなのか…
でも、後工程を見ない人の場合
(その方が一時的には、すぐに手放せるけれど)
次のチェック段階でNGを出されて
仕事が戻ってきてしまうことが多い。

とくに実作業で手を動かす人の場合
戻ってきてさらに時間を使ってしまうのは
その仕事をした本人になる。

目先のことをスピーディにこなすのはいいけれど
後工程を見ない早さは
全体としては
確認と修正の手間を増やし
結果、遅くなる。
みんなの時間を使うし
なにより、自分の時間を無駄にしている。

そして、ここがけっこうポイントだと思うのだけれど
雑な仕事をする人のあげたものは
前回のチェックで戻されたものは
次回のチェックが、より厳しくなる。
通らないものほど
より通りづらくなる。
次の工程の人に不安を与えているから。
反対に、通りやすいものは
どんどん通りやすくもなる。
こちらは安心があるから。

いまやってる仕事が次に
誰がどう使うのか、関わるのか。

それを見るだけで
考えるだけで
結果として
自分自身の作業量が減る。

次のチェックで戻される
クォリティの低い仕事は
どんなに素早く仕上げても
結果、効率の悪い
生産的でない無駄を生む仕事になる。
(素敵な無駄もあるけれど)

後工程を見ると
仕事は劇的にスムーズになる。
そして、後工程を見つつ
無視をする(あえてスムーズにしない)
という選択も可能になる。



違う話になるけれど
前工程を見ると
感謝や敬意が生まれるし
問題や素敵な結果の
原因が見えてくる。

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