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演劇の新しい収入源の可能性を探ってみる

おはようございます。
Zoomをやるときに以上にリアクションがデカくなることが発覚した山田です。
#みんなに見られてる気がするんだよね

今日は、演劇の新しい収入源の可能性を探ってみます!

▽演劇のリアル
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ちょっと生々しい話をしますと…
演劇の収入源って、基本的にはチケット収入とグッズの収入の2つなんですよ。
チケット収入は客席の数以上には大きくならないし、グッズ収入は在庫リスクを抱えなくちゃいけなくなるんですね。
僕の肌感だと、割合としてはチケット収入8割、グッズ収入2割ってところ。

だから、赤字を出さないようにするためにはチケット収入の中で収まる予算で舞台を作らないといけないんです!
そのチケット代と客席数と経費のバランスがめちゃくちゃ難しい💦
あれも足してこれも足してということはなかなかできなくて、あれも削ってこれも削ってが基本スタンスになってきちゃうんです…。
それだとどんどんスケールダウンしていく。

これが演劇(全てのじゃないよ)のリアルだと思うんですよね。
根本に問題があるんですけど、今日の本題はそこじゃなくて、役者のギャラ!
悲しいし、嫌なんですけど、その削られる予算の中に役者のギャラというものが含まれてしまってるんです😭
#本当にごめんなさい

お金をもらえるほどの仕事ができない役者は論外としても、しっかりと役者として結果を出してくれた人に対しても、結果を出せない役者と同じような扱いをせざる負えない…
だって予算を削っちゃってるから💦

フロントに立ってお客さんを感動させたり、笑わせたり、何ヶ月も稽古したにも関わらず、誰よりも対価がもらえないのが役者。
だって予算を削っちゃってるから💦
#本当にごめんって

それが当たり前になって挙句の果てにはお金を払って舞台に出る始末。
#勉強のためだったらわかる
#結果が出せないのなら対価がないのは仕方がない

そりゃ才能ある人はこの業界を選ばないよ!!
#お金があるところに才能は集まる
#才能が集まらなければ衰退する

▽手段がある現代
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これがまだいろんな物が不足している時代の話だったらわかるよ。
でも昔も今もずっと同じ問題を抱えてるんです…。
何も解決されてない。

でも今は20年前よりも、ものすごいスピードでいろんな物が発展してきている。
#とうとうAIが出てきてしまいましたよ

昔では考えられなかったようなテクノロジーや手段がいっぱいある!
なのにその知識を入れないのはなぜなんだ!?
今だったら昔から抱えていた問題を解決できるかもしれない手段があるんだぞ!!
なぜ試してみないんだっ!?
おいっ!!

すみません、取り乱しました🙇

でも、僕はそれが本音で、だってAI出てきたんすよ?
今まで予算をかけなくちゃいけなかったところがAIによって予算をかけなくてもできるようになるかもしれないのに…。
新しい演劇の形ができるかもしれないし、新しい収益源ができるかもしれない。
演劇をこのまま衰退させたくないのであれば、演劇が好きなのであればそういうことにアンテナを張って可能性を探り続けようよっ!

というのが僕の心の叫びなんですが、言ってても仕方がないので、とりあえず試してみたいと思います!!
僕が今回新しい演劇の収益源として注目しましたのこちら!!

「NFT」

でございます!!

▽可能性としてのNFT
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NFT自体は2021年に一番注目されたから知ってる人は今さらかよ。だと思うかもしれませんが、
ようやく条件が整ったなと思ったので、逆に今このタイミングがめちゃくちゃ良い気がしてます。

知らない人にNFTの説明をするのはめちゃくちゃ難しいんですけど、
めっちゃ簡単に言えば、「誰でも見れるデジタル証明書」です。

例えば、
演劇には大きなお金がかかります。
だけどクオリティは下げたくない!予算を削らずにいきたい!
役者にもギャラを払いたい!

って思ったときに、本来チケット収益だけで予算を回収しなくちゃいけない分を、
脚長おじさんが現れて「君のことを応援してるから、その予算分は僕が出すよ!」と言ってくれたとします。

もちろん僕は全力であざーっす!と頭を下げてその予算分を出してもらうんですけど。
でもそれって、僕と脚長おじさんの中だけで取り交わされたやりとりでそれを証明してくれる人は誰もいません。
僕が、「脚長おじさんに支援してもらいました!」と言っても、それを1年後、5年後、10年後、覚えてる人は誰もいません。

支援したのに…。

でも、自分から「俺、あの劇団に支援したんだぜっ!」って言うのは恥ずかしいじゃないですか。
でも、誰にも知られないのも寂しいじゃないですか…。

そこで、支援したことを証明するNFT(誰でも見れるデジタル証明書」を支援してくれた人に贈る。
#NFTの形は記念メダルみたいなものがいいかなって思ってます

これが証明書になっている(デジタルデータ)


そうすると、デジタル上に脚長おじさんが支援したことが1年後、5年後、10年後も残り続けます。
しかもそれは誰でも見れるようになってる。

誰かが脚長おじさんの証明書を見たときに、「脚長おじさん、あそこに支援してるんだ!」というのが証明される。
つまり、多くの人に脚長おじさんが支援したことが知られ続けるってこと!

そうすると、支援すること自体がもっとフランクになって、支援しやすい環境になる。
そのおかげで、演劇にはチケットとは別の収入源が生まれて、役者のギャラの予算を削らずに済む。

ようになるかもしれない。

▽ やってみないとわからないことはとにかくやる!
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正直、NFT自体がまだ一般に浸透していないから、どうなるかはわかりません。
NFTを送る先(ウォレット)を作るという作業がちょっと難しかったり、ハードルはいろいろあります。

だけど、演劇の可能性を広げられるかもしれない手段であることは間違いなくて、
まだまだわからないことだらけ。

でも、そこでわからないからやらないのではなくて、わからないからこそやってみる!!
いろんなことを試して、とにかく選択肢を増やす!
そうでもしないと、役者が食えない業界から抜け出すことができないから。
結果、演劇が衰退してしまうから……。

というわけで、支援NFTを今回やってみようと思います!!!

6/7~11に行われるしめじの公演「PRISON」の応援席を購入してくれた方に支援してくれた証明として、支援NFTを贈ります!!!

NFTを作る作業があるので、すぐには無理だけど、
公演が終わるまでに何かとNFTを形にして贈ろうと思ってます!

これがどうなるのかはわからないですけど、とにかくやってみます!!!!

しめじでは、演劇の可能性を広げるために様々な実験、検証を行っていきます!
役者が食える業界にする!!
そして、直近の目標は劇団員は100人にして大阪のテッペンを取ります!!!
応援してくれたら嬉しいです‼️

しめじ大阪公演#0.3「PRISON」


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