見出し画像

フルマラソンを走る人は、普通の人です

 こんにちは、Shimizu_Tです。

 今日は、「フルマラソンを走る人なんて、フツーの人じゃないだろ」と思っている人に読んでいただきたい話。

 私は、フルマラソン(42.195キロ)の大会に参加したことがあり、その数は10回ほど。
 でも、最初から「フルマラソンを走ってやるぜっ」と意気込んでいたわけではなく、どちらかと言えば、「フルマラソンなんてよく走れるなあ。自分には無理っ!」と思っていた。

 そもそも走るキッカケからして、前向きではない。
 勤め先の上司に誘われるような形で、いわば受け身で始めたようなもの。

 その時は、10キロの大会に参加したのだが、記録がどうとか身体が疲れたとかよりも、「いつもは車が走っている道路を、こうやって多くの人が走っているのは新鮮な風景だなぁ」と感じたのが印象に残っているくらい。

 その次は、ハーフマラソン(約21キロ)の大会に参加。
 その大会は、約2時間以内での完走が求められ、途中の関門にも制限時間が設定されていて、その制限を過ぎてしまうと、途中でリタイアを余儀なくされてしまうというもの。

 まだ体力に自信があった私は、なんとかなるだろうと思っていたのだが、10Kの関門でまさに目の前で制限時間を示すロープに遮られ、あえなくリタイアとなってしまった。
 そのくらいポンコツなランナーだったが、このリタイアで逆にリベンジを誓うこととなり、その後1年間はちょっと真面目に練習して、次の年の同じ大会では無事に約2時間の制限内でゴールすることができた。

 ただ、この時でも、「とても、『フルマラソンに挑戦!』とは考えられないなぁ。ハーフマラソンでもこんなにキツイのに。」と思っていた。

 ところが、ハーフマラソンの大会に何回も参加していると、次第に「フルマラソンかぁ。やっぱりキツそうだなあ。でも、人生で一度くらい体験してみるのもいいかな。」と思い始めて、最初のハーフマラソンから3年後くらいに、初めてのフルマラソンの大会に参加した。

 やっぱりキツかったが、ハーフの大会に何回も出ていたためか、途中で歩いたり止まったりすること無く、ゴールすることができた。

 「へぇ〜、フルマラソンって、こんな感じなんだ。意外と面白いなあ。」

 こう思って、その後は、年に3回位フルマラソンの大会に参加していました。

 フルマラソンの大会に参加するキッカケは、人それぞれだと思いますが、決して特別な人が十分な気合と入念な準備をして走るものでは無いと思いますよ。

 私の場合は、たまたま上司に誘われたのがキッカケで走り始め、その次にハーフマラソンの最初の大会で制限に引っ掛かって完走できなかったことが悔しくてちょっと真剣に練習し、最後は「人生で一度くらい経験しておこうか」との思いでフルマラソンを走ることになったということになります。

 フルマラソンを走ることは確かに身体が苦しくて、気軽にどうぞとオススメできるものではないですが、何事も人生で一度くらい経験してみるのもいかがですか?
 意外とハマるかもしれませんよ。

 
 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 いつものように、締めくくりはこの言葉で。

 「毎日が、心穏やかに過ぎますように」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?