Favorite Movie #1 "About Time"

あけましてもおめでとうも久しいことながら
私の投稿が数回目にして既に半年近く空いていることが驚き
光陰矢の如し、歳月人を待たず、・・・などなど
仕事以外で文章を書くのが久しぶり!楽しみ!

Summary
 ・久々の投稿だぜ
 ・音楽だけじゃなくて映画も観るのよ
 ・え、SF・・・?
 ・ビジュアルって大事
 ・これは人生の教科書

今日のBGMはこれ
https://www.youtube.com/watch?v=H4vO6ZRk6Js

唐突に私のYoutubeのRecommendに現れて、在宅勤務で荒んだ私の就労環境に辛うじて華やかさをもたらしてくれています
普段であればさっさとアーティストの情報を調べあさって、へー、って感じで誰かにしゃべくっちゃうんだけど、今回はインスト(歌なしの曲)がメインということもあり、あんまり調べずアノニマスな雰囲気を楽しんでおります
なんだよな、アノニマスって・・・調べるほど興味がないとか、時間がないとか、喋る相手がいないとか、そんなんじゃないよ!

でも、この興味を持ったものを調べるっていう行為はよく考えるとアイデンティティそのものですよね
そういう意味でもこのnoteに書き綴っていることがそのまま自分の個性とか、内面とか、そういうのを彩っているのだと、こうして記事を書くことで思います

案の定、早速思考がとっ散らかっておりますが、大丈夫、ここは自由

今日は映画だよ

https://www.amazon.co.jp/アバウト・タイム-~愛おしい時間について~-字幕版-ドーナル・グリーソン/dp/B00VQVX34W/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=アバウトタイム&qid=1611968395&s=instant-video&sr=1-1

もう地球上の人語を操る生きとし生けるものが喝采を送ったとされる名作中の名作ですよね

●アバウトタイム
サブタイトル:愛おしい時間について、ということですが、正直サブタイトルはあってもなくても良いと思ってます、主タイトルが時間についてまで言及しとるやん、ってツッコミたくなります
でもまぁ、確かに映画観賞後にキュッと何かこう「愛おしいな」って感じさせる映画ではあるので、及第点としましょう

※若干ネタバレ含みますので注意

ストーリーはざくっと「タイムリープもの」です
自分の過去をやり直せる力をもつ血筋に生まれた主人公がその力を使いながら人生を送っていく映画です
私が思うこの作品の魅力はタイムリープものでありながらとても普遍的であることだと思います

タイムリープというと、すごくSF、近未来のイメージだったり、その力を使って壮大な出来事を起こす、っていう映画ならではのスケールで描かれるけど
実際自分がタイムリープできたらどうする?って言われたら、昨日食った飯めっちゃうまかったからもう一回食べれるかな、とか、あのとき言い方を変えてれば喧嘩にならなかったかなーとか、そんな些細なことなんだと思うんですよね

この映画はその些細な範囲を逸脱せず、本当に私達の生活の一部にタイムリープが当たり前にあるように描かれていて、そんな部分が私はとても好きでした
(私は作中なんやかんやありつつもオープニング時とエンディング時で結局元通り、なんだけどオープニング時よりもちょっと幸せ、って作品が好きです)

私、音楽のときとは裏腹に全然映画のプロファイルを調べたりすることないのですが、一応書いておくと
監督はリチャード・カーティスで主演は俳優ドーナル・グリーソン、ヒロインでレイチェル・マクアダムス、あと述べておくべきは主人公の父役のビル・ナイでしょうか

正直こうやって調べるまでで知ってたのはレイチェル・マクアダムスぐらいでした
「きみに読む物語」(2004)でララランド等に出ているライアン・ゴズリンと素敵な恋愛映画をみせてくれてからとっても好きでした (二人が不仲だったとかの噂はここではしとかないでおきましょう)
そして、レイチェル・マクアダムスは視聴前の期待を裏切らずめちゃくちゃキュートでエロかったです
当時35、6歳とか、2020年末時点で42歳っていうんで衝撃を受けてます

そんなレイチェル・マクアダムスのキュートさだけでそもそも観る価値のある映画ですが、
ドーナル・グリーソンも私のツボでして、男らしいんだか男らしくないんだか、一般ピーポー感満載なんだけどどこか魅力に溢れている、という感じのちょうどいい雰囲気が素晴らしかったです
ハリポタのロンみたいだなーって思ってたら、死の秘宝でビル・ウィーズリー役として出ているのですね

監督のリチャード・カーティスはどちらかというと脚本業の方が多そうですね、Wiki情報だとMr.ビーンのドラマシリーズとか、最近だとイエスタデイ(ビートルズがこの世から消えるやつ)も脚本してて、私が思うイギリスのブラックジョークど真ん中なセリフ回しとかが好きです、でも出身はニュージーランドみたいですね
監督業(脚本兼任)ではラブ・アクチュアリも担当してて、こっちはストーリー的にもすごいアメリカンな雰囲気だった記憶があったので色々驚きです
全体としていえることは観た後、心がほっこりするようなストーリー作りをしている感じですね!ありがとう!

このあたりの情報は今回調べて初めて知ったんだけど、やっぱり好きになるにはなにかしらのルーツがあるのだな、と、分析ってあなどれない

そしてドーナル・グリーソンの父親役のビル・ナイがね、もうイケメン・・・
タイムリープができる血筋、だから父親もできるんですよね
タイムリープができることで普通の人の何倍もの時間を生きてきたんであろうこのお父さんの懐の広さ、チャーミングさがもう見てるだけで涙がでてくる
こんな父親がいてほしかったし、自分もこんな父親になりたい、そんなスーパーな役でしたし、それがめちゃめちゃ似合っているのでした

この映画には悪い人が出てこないのですよ
ヒューマンドラマだと、スパイス的に嫌味なやつとか、いじめとか、そういうのがあるけど、この映画はセーフティなんです、みんないい人
そんな人生甘くはないよ、って声もあるとは思うけど、映画だぜ、映画の中ぐらい理想郷であれ、って思って観てほしいです

そして、この映画、ラストが秀逸
大どんでん返しだったり、死ぬほどハッピーエンドでもない、でもこれ以上ない終わり方だと思います
この映画で流れた時間を通して、最後に一つのアイディアが差し出されます
私にはそのアイディアが刺さりすぎて、今でも座右の銘にしたいぐらいです(してませんが)
ラストは是非自分で確かめてほしいです

アバウトタイム、時間について、という題ですが、本当にその通りだと思います
最近の自己啓発系の話で過去は変えられる、というマインドフルネス話はよく聞きますが、本当に過去を変えられる男がその能力を通して時間についてのあるアイディアを提案するのです

なんかくよくよ悩んでしまう人、ハッピーな映画が観たい人、なんでもいいから可愛い女の子が観たい人にお勧めです

今日は何みようかなー

では、また

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