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イラストでおくる スタッフおすすめ映画vol.4

雨が続き、ジメジメ気分になってしまう今日この頃です。
ご無沙汰しております。下高井戸シネマスタッフです。 またまた前回の投稿から日にちが経ってしまいました(汗)

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その間に休館中に発行がストップしていた上映スケジュールが復活しました!
皆さまのお手元に届いていますでしょうか?

6月から営業を再開し、週を追うごとに少しずつではありますがお客様のご来場が増えてきました。ありがとうございます。…しかし依然として感染予防対策で一席空けてのご案内。なかなか厳しいのも現実で…。
東京テアトル映画部さんがtwitterで「マジでみんな映画館に戻ってきてえ🎋」と七夕のお願いを呟いていたので、当館も星にお願いしたいと思います🙏


では『イラストでおくる スタッフおすすめ映画vol.4』へ、レッツラゴ〜〜〜!

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沈没家族 劇場版』加納土/2018年

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1990年代半ばに共同保育で幼少期を送った加納土監督が、自身の生まれ育った場所での生活を振り返るドキュメンタリー。
シングルマザーの母親の代わりに息子を保育してくれる人を募集し、共同生活を送る大人たち。この取り組みは「沈没家族」と名づけられた。
人と人との繋がりってって何だろうと深く考えさせられる作品。例え血が繋がってなくても親身になってくれる友人に助けられたり、時には家族と血が繋がっているからこそ分かり合えなかったり。
加納監督が淡々と事実を振り返りながら昔の自分と交差していた沈没家族のみんなと再会して、自分自身と対話していく姿を見る事で、いつしか見ている観客の私たちも自分自身の内面と向き合う事のできる1本。
主題歌のMONO NO AWARE の「A・I・A・O・U」も最高です。(TK)



シルビアのいる街で』ホセ・ルイス・ゲリン/2007年

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好きな恋愛作品は?と聞かれたら必ず挙げてしまう作品がこちらの一本。
6年前にバーで出会った美しい女性シルビアの面影を求めてフランスの古都ストラスブールを彷徨う青年。
全編を通してほぼ台詞がないのですが、カフェでの喧騒、市電が通り過ぎる音、街のオーケストラ。そんな音楽のような街の音が、何もかもロマンチックなのです…。
もう観る映画というよりかは聴く映画かもしれません。何度か見返しているのですが、まるで初めて観たあの時の様に自分が街に溶けていってしまうような感覚を覚える作品です。短い作品でサクッと観られますし是非!(TK)



エヴァグレイズを渡る風』ニコラス・レイ/1958年

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オススメというより、もう一回僕が見たい。(KU)


君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ/2017年

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私の中に(そして世の中に)一大シャラメ旋風を巻き起こした映画。
サントラも大好き。Sufjan Stevensもこの映画から知ってしばらく聴いてました。今でも時々聴いてます。
特に好きなセリフはシャラメが言う「you know what things」です。ストレートじゃないストレートな表現。言葉にされない感情たちがあらゆる仕草の中に潜んでいて、儚くて素敵でした。シャラメ〜〜〜(NK)



ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』エドガー・ライト/2013年

ワールズエンド

今だから見たい映画って何かな〜…パンデミックやゾンビもいいけど…そういえば!大好きなのにエドガー・ライト監督のことをすっかり忘れていて、ひさびさにBDを棚から出してきました。
おじさんこどものゲイリーは、青春に叶わなかったパブ10軒のはしご酒を完走すべく久々に旧友を招集。みんなで故郷に帰って乾杯するも、住民の様子がおかしい…飲みながら、戦いながら、飲みながらのドタバタSFコメディです。
ここ二ヶ月くらい、やけに故郷を恋しいと思うし、友だちと飲みにいきたいし、はしご酒もしたーい!!変化しつつある世の中だけど、前みたいにみんなで乾杯したい。「みんな、生(ビール)で!」(SH)



最後の人』F・W・ムルナウ/1924年

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人々が一日を終え、そしてまた別の一日をはじめるという、ただそれだけのシーンで感動できる。最高。(KU)


今日も最後までありがとうございました♪

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