otto

とりとめもない仕事をしています。

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最近の記事

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95日目(連勤)

中三日も平日があるんだから今年はさほどGW感もなかろう!とタカをくくっていた私がバカでした。相談したい上司がことごとく欠勤。仕方がないので進められるものだけ進めて来週まとめて報告でいいですね?とくぎを刺すも返信はなし。言ったからな、俺は。

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      94日目(学校)

      会社から、とある会社と協業することになったんだけど何する?という驚きのアバウト指令をうけ、半年悩んで学校を始めることにした。そもそもは「コンテンツ制作」の立場の人間のくせに学校?と思うのだけど、人生の半分くらいを消費するとこんな自分でも「後世のために」という感情が生まれたのも確か。なので、地元で音楽やりたいんだけど活躍の場がないという人たちのための「場」をコンテンツ化することにした。 生れてこのかたミュージシャンになりたいという願望を持ったことは一昨年までなかった。どうしようもなく「歌詞」が書きたくなって、目の前のメモ帳に書き殴った。作曲能力はないが、鼻歌でメロディを作り、こっそりスマホに録音をした。出来不出来ではなく、ああいま自分の中から曲が生まれたのか、という高揚感に包まれた。僕のミュージシャン活動はこの1曲をもって終了した。 作ってみたい!と思った曲と。 やっぱ無理!と思わせてくれた曲が今回の曲です。 羨ましいったらありゃしない。

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        93日目(湿度)

        会社の後輩に子供が生まれた。本当におめでとう。 これからやってくる苦労も倦怠も懊悩も、そして余りある歓喜も 全部「知らない事」だし「両親に体感させてきた事」でもある。 知らないことがまだある人生は、それはそれで幸せなことなのだろう。 手を伸ばすと掴める幸せと、 どうあがいても偶然や奇跡でないと届かない幸せがあって、 今この手の中にあるものはどちらなんだろう。 たまにそんなことを考える。 指の隙間からするすると零れ落ちていく砂のような、粒子みたいな幸せは 少しの湿り気がないとくっついてこないのだ。 そのために「うれし涙」というものがあるんじゃないかと、 割と本気でそう思う。

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          92日目(始業)

          2024年、波乱の幕開け。命あっての物種です。 そういえば8年ぶりくらいに高校の同窓会に出向いたのでした。30代半ばから40代半ばへ。変わる社会の中の在り方と、変わらぬバカ話。長生きしような、お互い、と言葉を交わせるうちは交わしておこう。

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          91日目(情念)

          自分の年齢的に、という事もあるんだろうが、実に最近は身の回りが騒がしい。回りくどい言い方ですが、つまりは転職などを含む「身の振り方」について、考えたり実行したりしている人が周囲に増えた、という事である。 「そろそろ何かに恩返しがしたい年ごろ」なんだそうで。そう言えば懇意にしている地元タレントの方が、同じような趣旨でイベントなどで動かれている話も聞いたばかりで…そうなってきますと「おや、俺ってば何かの役に立っているのか?」と考えるのも自然といえば自然なことで。 で極論なんですが、立ってません。誰かの役なぞ。正確に言えば「役に立ちたくてやっていることが無い」という感じだろうか。ドライだなあ…文字にして心砕けそうになりますが、昔からそういうところがあります。つまりは「結果、誰かの役に立っていればいい」という考え方です。だからと言って思いがない、という事でもない。何だったらそういう情念的なものは人一倍強いと思う。それを表すやり方が絶望的に下手なんじゃないかと思っています。 故に、動き始めた友人たちの身の振り方に少々の羨ましさとたっぷり目の応援を贈りたい。こんな曲でも流しながら。

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          90日目(祝日)

          勤労感謝の日ですが勤労中です。あいにく超好天な空模様、こんな時は家を飛び出して紅葉を見るでもいい、気になっていた蕎麦屋の暖簾をくぐるでもいい、ちょっとした生活の変化が欲しい所ではありますが、何せそろそろ年末進行。色々と巻き目のスケジュールが襲い掛かります。一つ一つ丁寧に、と心掛けてはいるものの、目に見えて「抜け」が出てくると「修正」、日々この繰り返しになっていてとてもつまらない。何か文化的なものを…と思うも、この不況下でレコードもろくに買えやしない。ならばとサブスクをうろつきながら、気分があがる曲はないかとして1曲目でウワノソラにたどり着くのでちょっとだけ得をした気分です。

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          89日目(突破)

          絶賛上映中(2023.11.09現在)の映画「さよなら ほやマン」主演を務めるMOROHAのアフロさんと初めてお会いして、お仕事をして、ほんの少しだけ話をして、驚くほどにモヤがかった頭の中がすっきりした。ああ、このヒトは普段から無意識のうちに誰かの背中を押している。欲しい言葉を豊かな表情で投げてくる。あとはコチラのキャッチング能力次第だと突き付けてくる。 映画「さよなら ほやマン」は知らぬ間に絶望を抱えた人たちが、寄り添ったり突き放したりしながら、歩幅や速度を変えつつ、それでも前に向かう映画だと感じた。序盤、こんな人たちは現実ではいないよ!と思っていると、徐々にではあるけど「そういやアイツに似ている」「あれ、あの子の悩みと同じだ」「あの人はたまにこういう顔をしていたな」と思うようになる。そう、決して創作物の中にいるスペシャルな存在でも何でもない、あそこにも、ここにも、どこにだっている人たちの物語だ。そしてサイトの中で曽我部恵一さんは「ほやマンは俺だった」とコメントを寄せていた。 自分で打破するしかどうしようもない現実があるし、誰かの暴力的な介入や切っ掛けがないと超えられない壁がある。強くあらねば、とも思うが、それができる人ばかりではないし、きっと俺もそうなんだろうと思う。コロコロと表情を変えるアフロさん演じるアキラは、背中を押すことはできても押されることに少しだけ戸惑っていたのではないだろうか。そして、そんな役柄だったからこそアフロさんが演じる必要があったのではないだろうか。全部で5分にも満たない(それでも至福だった)会話の中で、そんなことを感じてしまった。 本当に素晴らしい映画でした。ぜひみなさんもご覧になってください。 「さよなら ほやマン」https://longride.jp/sayonarahoyaman/index.html

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          88日目(絶望)

          色んな仕事をしていく中で、日に日にラジオ(正確には音声コンテンツ)への思いが高まり過ぎて、考え事が増える。そんな中、ニッポン放送が実施した「あの夜であえたら」の成功に、当然のことながら胸が熱くなった。斜陽といわれ続け、それでもなお新しい取り組みを産み続けているスタッフには感動さえ覚える一方、きっとこれを毎年続けていくことは不可能だから(と、言い切るのも申し訳ないが)こその煌めきを感じざるを得ない。 強く発光する熱量と、巻き込む力と、何かを抑え込んで続けていく気持ちだけが、こうしたコンテンツを「やりがい」という言葉では抑えきれないほどのエモーションで誰かの胸に届くのだろうし、これだけ百花繚乱のコンテンツ天国にあって結局残るのは「持続可能な」仕組みなんかではなく、誰かの「突き抜けた」思いがないと不可能なんじゃないか。そう思うと、複雑を通り越して絶望さえ感じてしまう。 テーマソングとなったこの曲だって、何度耳にしても泣けてしまう。「飾らぬ自分でいい」と、ラジオパーソナリティに「言ってほしかった」言葉が、かつての、そして今の自分に突き刺さる。本当に「飾らぬ自分」でいいのか。「飾らぬ自分」でいられるのか、と。

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          87日目(心機)

          いきなり秋が深まってしまい、置いてけぼりを食らったかのような気持ちになる。 何だこの感覚は、という話を酒場でしていたところ、 「白か黒か、みたいな話。お前嫌いだもんな」 と言われて腑に落ちる。 グレーな時間が欲しい。

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          86日目(日焼)

          この記録的炎天下の元、何を隠そう5日間連続で野外仕事をこなし、海水浴場などで楽しそうに過ごしている連中よりも「夏真っ盛り」な風体になってしまった。熱中症予防にと、冷えた水を何度頭に注いでも、驚くほどのスピードで乾いてしまうのだから「困ったもんだな」と思っていたら立ち眩みそうになった。もはや老いも若きも「危険な夏」、である。 幸い、近くに冷えた麦茶もある。一気に流し込んで身体を潤す。ペットボトルの飲み口が「ギュ、ギュ」と変な音を立てる。多分だが、流し込むスピードに追い付かない唇が振動している音なのだと想像した瞬間に、あまりにもバカバカしい発想で麦茶を吹き出してしまった。勿体ない。

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          85日目「晩夏」

          汗染みを気にしてか、もはや白か黒のTシャツ以外が着れなくなっている。年齢の割に代謝が活発ねと言われれば悪い気はしないが、それでもさすがにスコールにあったような発汗は耐えられるものでもなく、今年も屋外での作業では着替えがマストになっている。そんな8月も終盤に差し掛かっているが、酷暑はやむ雰囲気さえなく、今日もまた白のTシャツを羽織っていそしんでいる。 暑さに抗うことなく、真正面から楽しめなくなってもう20年近いが、最近の抵抗としては前回少しだけためらった「周囲にばれないように午前中からのビール」、そして作業中のBGMはもっぱらフリーダペイン。中でも、まだ夏が楽しかった頃からずっと聞いているこの曲は、ちょっとだけ自分の老いを認めるようで胸が締め付けられて丁度いい。

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          84日目「陽気」

          発達しまくった高気圧のせいで困るのは、午前中からビール飲んでもいいんじゃないか問題。特に日曜なんて夕方からテンションが下がることは織り込み済みなら、午前中からゴキゲンにやったほうが1日のプライオリティ爆上げじゃないですか。当然その日は全くの役立たずになったとしても。 それくらい「今日は本気で何もない日」というのが久しぶりに訪れまして、ビール美味しく頂きました。おかげさまで今日もちょっと引きずるくらいの頭痛です。

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          83日目(粉骨)

          半年、で済んだと思っている久々の更新。皆様お元気でしょうか。 「ものすごい書きたいことがある」はずで更新作業を進めたんですが、忘れてしまいました。なので「ものすごい聞いてほしい曲」を掲載して筆をおきます。

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          82日目(新年)

          当たり前のように社会生活は再開し、どうせ今年も楽しいことと楽しくないことしか起きない。そんな時間の中で「どうでもいい」ことがどれくらい起こるだろうか。そして、その「どうでもいい」ことの中にしか自分を投影できない自分を、ほんの少しでも変えることができるだろうか。 まあ、あんまり期待しないでおくか、とも思う。 「変わったよ!」と思っていても、あんまり変わらないこともまああるか。そんなことを思った年末年始でした。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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          81日目(慕情)

          やっとこさ迎えた仕事納めの日。納期遅れております…!(色々とごめん) にしても、例年に漏れず激動の1年でしたなあ。 特に今年は職務変更、ちょっと出世、未着手分野のトライ、それなりの叱責と、あって良かったものから、なくてもよかったものまで色々と作らせてもろうて。 とにかく「お金はかけるな!でも面白いものを」という無謀なオーダーが日本中、世界中で飛び交い、誰が得するんだそんなもの…と思いながらも難産の末に世に出た制作物は、そりゃあカワイイに決まってる。面白い?当たり前だそんなもの!と思いながら、このコンテンツ百花繚乱時代にあっては「儲かるか?」という指標までセットでくっついてくるので、仕組みを考える事だけで精一杯です。 一方、「いいもの作りたいならカネはかかるわ!」と言い続けられる立場の方々もいて、それはそれで勇気づけられました。当たり前のことを言い切れるのは、自信の裏付けがあってこそ。それが正当な評価なのであれば、私の来季の目標は「予算の拡充」となります(笑)。 経年劣化に強いものが作りたい。長く愛してもらえるものを。 そんな思いで、2022年最後の1曲は、もう活動していない10年も前のバンド。 死ぬほど好きだったし今でも死ぬほど好きです。 2023年もいい曲を一杯聞いて、たまに売れるものを作って、あとは酒飲んで寝ていたい。

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          80日目(歳末)

          我々の働く業界も、当たり前ですが年末進行というものがありまして レギュラーシーズンのお仕事は納期末ジュールが随分前倒しになります。 よって、年末年始をできる限り健やかに過ごすために 過度の負荷をかけざるを得ず、一方で働き方改革という 少々矛盾をはらんだ政策(趣旨自体は素晴らしいと思うが何か違う)に照らし合わせ その負担をできる限り「散らす」事が必要になっています。 慣れれば…!と思っていましたが、 現状まだ慣れぬ。 その準備、ではありませんが今年は出来る限り パフォーマンスを上げる、という意味で、 割とお酒から身を離しています。 えらいぞ、俺。

          80日目(歳末)

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