見出し画像

育休ライフ 32週目

いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。


娘のこだわりといろいろ


1歳半ごろから自己主張ができるようになるらしいが、娘は生まれたときからかなり自己主張強め女子だった。そろそろ2歳半を迎えるにあたり、最近も一段とこだわりが強く、自己主張、自己表現の幅が広がってきたように思える。
なんといっても、服へのこだわりが半端ない。自分が着る服にこだわりが出てくることは女の子によくあることだが、近ごろは私が着る服にまで注文を付けてくる。急に寒くなり、衣替えをしたこともあり、私が慣れていない服を着ていることがどうやら許せないらしい。特にアウターがたいそうお嫌いなようで、上着を着て外に出ようとすると、私の上着を指さして
「これ、やだ」
と言ってくる。とても困る。笑
今までは娘の服を着させることに苦労していたが、今回は私の服にまでケチをつけるようになってきたので、どうしようか模索中…。こんなきっかけで服を買いたくないので、まずは慣れてもらうこと、つまり刷り込み作戦で行こうと思う。
遊びについても、お店屋さんごっこに相変わらずドはまりしていて、徐々にシチュエーションやお店の売っているものにもこだわりを出してきた。特に、家にあるおもちゃはお菓子の缶が手紙の役割をしていたり、しまじろうのフィギュアの大きさで、しまじろうパパ、ママ、赤ちゃんと区別されていたり、ピンポンラケットのおもちゃがスプーンの役割をしていたり…と娘の世界はいろいろと変化している中でも、固定化される役割のものも増えてきた。
あとはこだわりというのかわからないが、遊びの繰り返しについて。子供は大人から見たら意味が分からないことや面白くないものに対して子供は何度でも繰り返し遊ぶことがある。これ、正直大人はつまらない。笑 でも、この繰り返し遊びが子供の中で、ある運動や感覚の理解につながったり精神的な満足感を得られたりすることもあるから、私は育休期間に限らず極力娘の遊びを最後まで見届けている。私は娘に限らず、子供が行う、大人から見たら面白みのない遊びを、子どもたちに交じってさぞ面白そうに参加することがちょっと得意。笑 大人から見たら面白くないことも、実際に子供の世界に自分が入り込むと、子供なりの道理やイメージがあることに気付き、別の面白さを感じることもある。

小説「モモ」ではないれど、現代は時間に拘束されすぎていると思う。仕事をしていないと、毎日がとてもゆったりしているように感じる。それは仕事をしているときには知らなかった世界が、娘や地域を通して広がっているからだと思う。そして、そういった世界はとても時間がゆったりと流れている。”そういえば、自分が子供の時もゆったりとした時間、つまり『ヒマ』があったよなあ”と思うと同時に、今の子供たちには、果たして私たちの時代に感じていた『ヒマ』はあるのだろうか、と考えてしまう。いつから、私たちは時間という尺度に縛られて生活しているのだろう。もちろん生きるためには、ある程度の時間を区切る必要はあるが、もう少しゆとりある毎日があってもいいのでは…とも思う。
世の中全体が、急かされている感じがする。世の中の時間と、目の前にある娘の時間、どちらも大切な尺度だが、世の中に染まる前の娘の持っている尺度で暮らせたら、きっと幸福度はもっと上がるだろうと思う。その証拠に、世の中の人の大半は、お金をためて「南の島」に旅行しがちだ。南の島は、自分たちが生活している世界の時間よりゆっくりとした時間が流れていることが多い。結局、みんなゆっくりとした時間に癒し、幸福を求めているのだと思う。だったら、普段の生活の時間にゆとりをもたせればいいのに…と考えてしまう。私が今の環境だから言えること。私が来年同じことを思えているように、外的な環境が変わっても、自分の心にはゆったりとした時間を刻んでいきたい。


ルピシアグランマルシェ


私はルピシアのヘビーユーザーである。ゆえに今回、パシフィコ横浜で行われたルピシアグランマルシェに参加してきた。初めての参加だったので、いろいろな発見があった。

〇いいとこ
・お茶の試飲ができて、気に入ったお茶を買える。私も実際に試飲することで購入を決めたお茶がいくつもあった。
・試飲だけでなく、試食もできた。これも同様、食べて決めることができるからよい。食事用ブースもあって、買い物客と食事客の棲み分けもできていた。
・安い!これがついつい買ってしまう要因の一つだし、ルピシア側の狙いだと思う。まあ、お互いにいい気持ちで売買できるからとても良いショッピングスタイルだと思う。
・ジャズバンドの演奏あり。娘がめちゃ食いついていた。たしかに上手だし、なんとなくお祭り感があっていい。

●うーん
・ひとつだけ。顔が死んでる人多すぎた。買い物の混雑からなのか何なのか知らないが結構な割合で険しい顔の人がいた。マルシェって陽気な感じがあったけれども、客全体の雰囲気はどよーんって感じ。だから、娘を連れて行っても、安心して移動できない。自己中心的な感覚なのかな、とても偏見だけどもちょっとお高く留まっている人の傲慢さを感じてしまった。もちろん、穏やかな方たちもたくさんいたことは事実。大きなイベントほど完璧になんてできないもの。だからこそお互いさま、譲り合い、笑顔を大切にする優しいイベントになってほしいと思った。それだけ。


色々思うことはあったけど、全体的には大満足だった。グランマルシェ前後に、娘と動物園に行けたり、妻と久々にデートっぽいことができたりと楽しい時間も過ごせた。来年も行きたいなあ。



ゼロからイチをつくる

実は私の住んでいる地域の自治会を設立するにあたり、自治会長になった。もともと地域をつくることに興味があったので、育休期間中ということもあり、立候補した。新しい分譲地のため、もともといる”地の人”がいないことがこの地域の大きな特徴。だから、良くも悪くもすべてゼロからスタートできる。きっと大変なことが山積していると思ったが、こんな機会またとないと思ったので、妻にも了承を得て(むしろちょっと背中を押してもらい)自治会長を務めることとなった。
役員会のメンバーはやる気のある方が多く、いい自治会を発足できると思っていたが…いかんせんゼロから考える経験が少ないため、なかなか進まない。立ち上げはスマートに、完璧にしたい思いがあったが、そんな自己満足の邪念は捨て、まずは軌道に乗せることを目標に進めている。学校現場は既存のものをよりよく提案する仕事が主だったので、ゼロイチの仕事はほとんど初めて。新鮮であり、今後何か立ち上げることがあったときには、きっと大きな力になってくれると思う。
私は子供がのびのびと育つには学校、家庭、地域の連携が必須だと前々から考えている。だから学校での仕事はもちろんのこと、担任や顧問として関わる家庭にもなるべく繋がりをもち、子供たちのためにベストな選択肢を一緒に模索してきた。しかし、なかなか地域に働きかけることができず、どんな関わりをもてるか悩んでいたので、地域をつくる経験をすることで、子供たちの未来をよりよいものにする新たな選択肢、道が見えてくるといいと期待している。役員の方はどのお方もできる人だと思うので、私はたくさん助けてもらおうと思うし、たくさん頼りたいと思う。私は地域を良くしたい、子供の未来をよりよくしたい気持ちは人一倍あるので、その思いを原動力に、体を張って最前線で地域コミュニティを動かしていこうと思う。
という近況報告と宣言。笑
やるっきゃない。
ちなみに私の祖父も、町内会長をやっていたらしい。きっと祖父の血が騒いでいるのだろう。天国の祖父も応援しているだろう。ありがたい。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?