『ボダ子』を読んだ

赤松利一さんの『ボダ子』を読みました。
これが内容がエグい本。

作者の実体験をもとに書かれているということで、主人公大西浩平が金や女に溺れて転落していく様に対して「ざまあない」という言葉を投げつけたい気持ちもある反面、「何ていう劇薬を世に放ってくれたんだ……」という気持ちもあった。

どこかで「これはフィクション、妄想に過ぎません」と言ってくれないかな。じゃないとしたら酷すぎる……。

人が落ちていく様はエンターテインメントでもある。しかし、それは裏を返せば自分の身にも降りかかるということなのだと嫌な気持ちしかしなかった。

#ボダ子 #読書

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