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超大作消化のススメ(自分調べ)

突然ですが、なんの予告も無く、5月23日に「戦物語」が発売されます。

ええ。

そうなんです。

画像はありません。

なぜ?

ということで、公式の見解です。

さて、ここまできて、この表紙がピンと来なかったあなた。
実にツイてる。

だって、これから、大長編「物語シリーズ」を楽しめるのだから。

というわけで、超大作シリーズの消化方法を考えてみたいと思います。

1.超大作との付き合い方


時間というものは残酷でもあり、孤独でもあり、忘れられないものでもあります。

何を言ってるんだ、とお叱りを受ける前に、超大作はそれがなるべくして超大作になった訳ではなく、超大作になっていただけである、ということを覚えておいてほしいです。

ホントに何を言ってるんだ、と言われないように説明してみると、

所謂シリーズもの、特にその小説が合計20冊を超えるようなものは、なかなか手が出しづらい。

マンガだったら、100巻を越えると手強く感じたりするかもしれませんが、20巻程度では、1日2日頑張ればなんとか戦えるでしょう。
ですが、いくらライトノベルとは言え、文字がびっしりの200ページ越えする小説を20冊消化するのは、想像しただけで心が折れると思います。

そんなあなたに朗報です。

20冊”も”あるのではなく、20冊”しか”ない、と思いましょう。

そうです。20冊しか楽しめないのです。

手始めに、まずは始めの3冊

そしてその次の1冊

4冊も5冊も一緒。

5冊まで来たら、大体、10冊ぐらいまでは勢いでイケる。


お。そろそろ、20冊。


ほら、読めたでしょ。

2.そうは言っても無理なモノは無理な方へ

まず、「超大作にチャレンジする」という感覚を捨て、楽しむイメージをしましょう。その上で、超大作を楽しむ対象をゆっくり選択しましょう。

続いているものは素晴らしい、と、信じて進めて見ましょう。

超大作になることで、短編には無い壮大な登場人物の人間関係が描かれます。

また、長く続けることで、当たりはずれも出てくるでしょう。

逆に、長く続けているが故のネタ、特に実時間とのギャップによるギミックなど。

そういった個々の楽しみとは別の超大作ならではの作品についての味わいを噛みしめて読み進めましょう。

3.だから無理だと言ったろうにという方へ

それでは、少しテクニカルな消化のやり方を考えてみましょう。

・通勤電車の中でコツコツ消化する。

通勤電車は読書タイムとして確実に消化できる時間を作り出してくれる魔法のような空間です。

満員電車で小説など読めるか!という方でも電子書籍であれば、若干のスペースで対応することも可能です。

若干のスペースすらないほど混雑してるんだ?

ええぃ!1時間早起きしろ!空いてる電車乗れ!  。。。

失礼。早起きはなんとやら。がんばりましょう。

諦めず、コツコツと消化しましょう。

・マンガ版/アニメ版で消化する。

幸いなことに、超大作はメディアミックスされがちです。特に、アニメ化であれば、サブスクでお手軽に見られたり、テレビ放映に間に合ったりでキャッチアップが可能です。

マンガの方が、好きなペースで付き合えますし、消化も早いでしょうから登場人物や主要キャラクター、その物語の設定がわかる背景などを”ビジュアル”で確認することで、とっかかりとしては最高の消化方法であると思います。

まったくみなさん、運がよい。

化物語はとてもよい消化対象の超大作です。

ただし、マンガ版が最終巻だとしても、小説版は果てしなく続く可能性もありますので、ご注意を。

また、最終巻だから豪華版、特装版、特別版などと通常版の数倍の予算が必要な場合もありますので、さらにご注意を。

4.まとめ


ということで、超大作消化のススメ、いかがでしたでしょうか。

超大作と聞くと、大抵の人はひるんでしまいます。

ですが、その大作を着実に消化することで、見えてこなかった世界がみえてくる。(はずです。。。)

結局、スキになれるかどうかなのです。


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