High-Card 主宰永島真之介です。
まずは3月4日に行う予定だったチケット販売が遅れることになったことお詫び致します。

今回遅れることとなった顛末をご説明させていただきます。
本件はお客様には関係のないことかつ、楽しいを提供するエンターテイメントを生業とするものとしては公開も本来憚られる部分ではございますが、団体として大きな損失・迷惑を被ったこと。

また現場に熱意を持って参加してくれている出演者たち。
この公演のために動いてるスタッフ。
ひいては楽しみにしてくれているお客様。

全てを裏切る行為だと感じます。

High-Card自身にも付けいる隙があったと感じるため、戒めの側面もありつつ記載とさせていただきたいと思います。

率直に申し上げますと三名の出演者が協議相談の実施もなく、現場から失踪しました。
列挙致します。

田中宏典　氏
黒野冬尉　氏
児浦有馬（株式会社　フェアリーテイル）氏

の三名です。
田中氏は2/15に制作宛に一方的に降板を申し出て協議の実施もないまま、全ての連絡をブロックして以降、連絡がついておりません。
黒野氏・児浦氏は3/3は突然連絡もなく連絡用グループを退会。同様に全ての連絡をブロックして音信不通となっておりました。

3/4児浦氏に関しましては所属事務所の方と連絡がつき、安否の確認は取れた状態です。
現在、損害金の計上支払いに関して事務所様とお話しをしているところですが、児浦氏から事前に事務所所属であることの申告も確認時になく、事務所としても寝耳に水の状態で困惑と共に可能な範囲での対応を行なってくださっている状態です。

俳優という仕事も仕事として受けた以上、一方的に逃げたり、辞めたりはできないです。
会社や学校だって辞めるには然るべき手続きが必要です。
それを踏まずに一方的にいなくなるのは、俳優以前に社会で生きていく大人として非常に未熟で情けない責任を放棄する行為だと感じます。

田中氏の問題が解決する前に今回、黒野氏・児浦氏の件があり団体としても困惑と情けないながら疲弊もしております。
黒野氏・児浦氏に関してはタイミング的にチケット発売直前となり、全ての作業を差し止めして対応することとなりました。結果お客様に迷惑をかけることとなりました。
今回の件で台本の修正・代役に関する手続き・撮影済みのビジュアルの変更などHigh-Cardメンバー中心に関係各位に大きくご協力いただきました。

幸い、3/11にはチケット販売を再開できる見込みです。
時間もない中となったので、配役を座組内で変更・台本の修正で対応し、引き続き稽古を進めていく所存です。

本現場には多くの人がそれぞれの生活だったり、未来への展望だったり、成し遂げたいことを胸に現場に参加してくれてると思います。
そんな中で起きた今回のような事件は団体としては前代未聞で、困惑の多い事態でした。

もし稽古場などでHigh-Cardの対応や、他の出演者との間に問題があったりしたのであればそれはお知らせいただきたいですし、三者それぞれに言い分もあると思います。それは聞きたいのでぜひ、教えてください。

演劇の場において、ハラスメントが話題になることが多い昨今、本当に困っている人ではなく、ただ声の大きい人が都合よく現況を解釈しているような場面を見ることが多くそれには正直憤りを感じざるを得ません。

クリーンな現場を作っていく上で必要なのは責任者が責任が取れる範囲の言動で良いものはいい、悪いものは悪いを判断して適切に伝えることもそうですが、表現に対するオーダーを過剰に攻撃と受け取らない俳優のマインドセットも必ず必要になってくると思います。

High-Cardの公演では殺陣も多く、一瞬の遅れや、それこそぼーっとしていることで怪我をしたり、させたりすることがあります。危険があればその瞬間、大きな声が出ることもあります。怪我するよりもさせてしまう方が嫌な思いをすることもありますし、自身が怪我をすることで周囲にかける迷惑があるのも私自身身をもって体感したこともあります。

少々話がそれましたが今後団体としては引き続き三名へコンタクトを続け、解決まで対応していく所存です。
ひいてはこの三名の出演情報や、足取りをご存知の方がいらっしゃいましたらご連絡いただけますと幸いです。

以上ご報告となります。

High-Card 主宰　永島真之介

3.17 以下追記
児浦有馬（株式会社　フェアリーテイル）氏
は示談が成立しており、弁済金の支払いを8/16までに完済するとして返済がスタートしております。

田中宏典　氏
黒野冬尉　氏

におかれましては速やかにご連絡いただきたい所存です。
逃げられません。

よろしくお願いします。

4.3 以下追記
児浦有馬（株式会社　フェアリーテイル）氏は弁済金を一括で支払いいただき、示談・和解と相成りました。

また、先日出演発表を行った田中宏典氏はそのタイミングで出演団体様にコンタクトをとり、会談の場を設け弁済金を一括で支払いいただき、示談。和解と相成りました。

両名共に謝罪後、迅速かつ真摯にご対応いただき、今後は双方の活動の妨げとなる言動を行わないこととし、和解としました。

ご両名に置かれましては益々の発展とご活躍をお祈り申し上げます。

黒野冬尉　氏

におかれましては速やかにご連絡いただきたい所存です。
顔写真の公開なども視野に検討を行っております。

引き続きご連絡をお願いいたします。