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【バスケW杯】世界の壁は高い・・・けど、なんとか頑張ってほしい!

昨夜、バスケ男子W杯緒戦のドイツ戦が行われました。結果はすでにご存じのように63対81で敗戦。随所に光るプレーもあっただけに、残念ではありますが、気持ちを切り替えて次の2つの試合に臨んでほしいと思います。今回はシロートバスケファンが、勝手に日本代表「判官びいき」で綴る、という内容で進めていきたいと思います。いやいや、現実見ろよ、という方にはなんとも痛々しいかもしれませんが、やっぱり応援したいじゃないですか、日本チーム。ということで、独りよがりな駄文ではありますが、ご容赦ください。


渡邊雄太選手は「オオタニサン」!?

やっぱり本場NBAでプレーしている渡邊選手の動きは別格。一流の場で勝ち残るために必死に食らいついているのでしょう、ハングリーさが違ったように思います。そして同じくNBAでプレーするドイツ選手とのやりとりなども映っており、日本人もここまで来たかーと嬉しくなります。そしてそうした様子を見ていると、なんだか大谷選手と重なるように見えてしまいました。なんだか風貌も近くないですか?一見穏やか、柔和なんだけどプレーになると超アグレッシブ。そして周りに声をかけているあたり、まさにオオタニサン。豪快なゴール下でのプレイから、3ポイントシュートまで。足の捻挫が心配ですが、残り2試合もなんとか率いてほしいところです。

馬場雄大選手がカッコよすぎる!

この試合で大活躍だったのが、馬場雄大選手。今後NBA挑戦というのも納得の好プレー連発でした。後述しますが、今回の日本チームは外からのシュートがことごとくゴールに嫌われ、なかなか点差を詰め切れない中、馬場選手の果敢な攻めでしっかり得点を挙げていったところは、さすがすぎでした。自分よりも高身長のドイツ選手チームに囲まれながらも、全く動じずゴールを決めるあたりの鬼フィジカル、今後も期待です。

富樫選手&河村選手のWポイントカードの強気攻め!

リアルリョータ(と勝手に命名したい)、富樫勇樹選手と河村勇輝選手がガンガンコート内を駆け巡るシーンにはワクワクしましたね。もっともっと息があってくるとBリーグなどで見せてくれるようなプレーも出てくるのかもしれません。が、河村選手はガンガン3ポイントも放ち、ゴールに嫌われたあとの憮然とした表情などからも、負けず嫌いぶりがよく出ていたように思います。これは次の2試合にも俄然期待です。

あのドイツチームも徹底マーク、富永啓生選手!

さすがのドイツチームも恐れたのか、徹底的に封じられていたのが富永選手。3ポイントラインの後ろから楽々と決めてくる驚異のシュートが武器の富永選手ですが、しっかり後半に見せ場がありました。まずはしっかりフリースローを決め、その後十八番の3ポイント。いやー、これまたリアル神くんでしたね(笑)。次の2試合では湘北がミッチーにボールを集めたように、なんとか富永選手にシュートチャンスが生まれることを願っています。

トム・ホーバス監督「後半は日本らしいプレイが出来た」

日本女子を五輪準優勝に導いた名将、トム・ホーバス監督。バラエティー番組にも登場したり、日本女子チームとわちゃわちゃしてたり・・・と茶目っ気のある反面、しっかり抗議するときは体を張って立ち向かうカッコいいボス。そんなトム・ホーバス監督は「後半は日本らしかった」とコメント。たしかに後半は互角に戦えてたんですよね。ま、もちろんドイツチームのスタミナが低下した頃でもあるわけですが。それでもタイムアウト時に選手を鼓舞する様子など、まだまだいける、なんとかしたい、という気迫が伝わってきました。

残念だったのが、シュートの正確性・・・

この記事は日本「判官びいき」。あのドイツと互角、というとさすがに語弊がありますが、放ったシュート数でいうと、日本もシュートできていたんです。ドイツとの違いはその正確性。とにかくことごとくゴールに嫌われ、一方のドイツはまるで機械のように正確に得点を重ねていたのが印象的でした。ということは、あとは率を上げれば、残り2試合に可能性があると思うんです(って当たり前なんですけどね)。やっぱりフリースローは決めてほしい。あのシュートが苦手なリョータもここぞという時には決めてましたから(笑)。しかも沖縄開催ですからね、沖縄アリーナのコートに馴染める地の利も生かしてほしかったです。

気になるのが「空席」(とそれに伴う若干「応援」?)

テレビ観戦だったので、ときどき気になったのが会場の空席。あちこちで見られましたよね?チケットは完売ではなかったんですかね?それとも気象状況で観戦できなかったとか?一説にはチケットの高額が敬遠されたという話もあるようです。ちょっと謎なんですが、ここはなんとしても埋めてほしかった、首相もいらしてたようですので、そこはなんとか首相パワーで関係者でもなんでも入れてほしかった(笑)。ここにお金を遣っても文句言う方は少ないんじゃないですかね(←超、勝手な謎理論)。「空席を首相がポケットマネーで購入」とかカッコよくないですか?(←超、テキトー理論)。

さらには空席ゆえか、「応援」も少なくなってしまったのかな、と心配になりました。先日書きましたが、理想は高校野球決勝の慶応高校。あのくらいスタジアムを沸かせる慶應の応援歌が響き渡るかのごとく、日本チームを応援できれば、選手たちにもっとパワーを送ることができるのかな、と思いました。とはいえ、試合後のインタビューではインタビュワーの方が「会場の物凄い応援どうでしたか?」と選手の方に聴いていたので、テレビでは収音されていないだけで、会場は大盛り上がりだったのかもしれません。

レジェンド田臥選手は温かい!

今回の中継では会場に解説者以外に特別ゲストとして田臥選手もいらしていました。やっぱり当事者だからわかる選手たちの気持ちを慮るコメントに優しさを感じました。田臥選手は「日本チームの3ポイントの確率が40%以上だと負けてない」という点を強調していたのと、果敢に攻めるスタイルを評価していました。コメントが温かいですよね、選手ファーストというか。そしてもちろんご存知まだまだご本人も現役プレイヤー。サッカーの三浦カズ選手と並ぶレジェンドです。


ということで、まとまらない駄文となってしまいましたが、とにかく結果は残念ですが、収穫は絶対にあったはずなので、それを生かして次の2試合を戦い抜いてほしいと思います。当たり前ですが、格上のチームを対戦することで自分たちに欠けている部分などへの気づきが生まれ、成長できるというのはどの分野でもあることだと思います。特に現状、日本のリーグ(Bリーグ)では高い地位にいる日本代表をしても、まだまだ世界の壁は高い、でも高いということはまだまだそこに向かって伸びることができる、ということでもあると思うので、しっかり前を向いて、せっかくのチャンスを大事に、自身の成長のためにも取り組んでほしいと思います。



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