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「B17 第1巻 癌なき世界」序文とあとがき

「B17 第1巻 癌なき世界」(1979年初版発行 著者:G・エドワード・グリフィン 訳者:渡辺正雄、河内正男、小笠原治夫 監修:河内省一 ノーベル書房)の序文とあとがきをまず紹介します。
 
著者G・エドワード・グリフィン氏による序文抜粋
この本を書いている現在(1974年)でも、癌の治療に「レートリル」(注ビタミンB17注射薬)を使用することはアメリカの食品医薬品局(FDA)によって禁止されている。
B17という言葉を聞いたのは1971年夏、ジョン・A・リチャードソン博士から。
専門的な書物や書類、論文にうんざりしつつも
「ビタミン療法は癌治療に有効である」という証拠がありながら、これが広く一般の人びとに知られるのをさまたげる強力な力が支配していることに気づいた。
 
和訳本監修者 河内省一氏によるあとがき抜粋
1978年9月
グリフィンの原著が2年間に数十万冊が全米で読まれたという事実は、毎年35万人以上の生命を癌によって奪われているアメリカ国民がアメリカ医学の癌治療法に対して、不満と不信を表明したものと考えていいだろう。
インディアンに癌が少ないのは食生活によるという父E・Tクレブス博士の研究を継いだクレブス二世博士は1952年に「癌はビタミンB17欠乏症である」ことを確認し、癌の発生理論と予防、治療法の生化学的理論を発表した。
クレブス博士のビタミン療法で決定的な成果をあげたのは開業医ジョン・リチャードソン博士である。
4月の訪米時に著者は「この本はクレブス博士ら学者とリチャードソン博士ら臨床家の合作です」と語り、リチャードソン・センターでは約百名の患者と接触した。クレブス博士邸のパーティーでは、中国系のC博士が「リチャードソン博士の治験C165GX(脳腫瘍)は私の娘です。彼女は今日もオフィスで元気に働いています」と証言。治療を受けてから丸二年半。
パーティーで会った他のドクターからは丸山ワクチンについて質問された。
クレブス博士らの癌理論は一般的に要約すると
①癌は本質的に文明病である。文明化された国民ほど癌にかかりやすい。
②癌はビタミン欠乏症であり、ことにビタミンB17の欠乏食で起こりやすく、B17やその他のビタミン類を多く含有する有機農法の自然食が癌を予防し、また治療の基本となる。
③重症の癌患者に対しては、B17の結晶を大量に使って制御してから、維持量に移行する。
10月下旬現在、B17療法を全面公認している州は18州(アラスカ、インディアナ、フロリダ、アリゾナ、ネバダ、テキサス、ワシントン、オクラホマ、デラウェア、ルイジアナ、ニューハンプシャー、オレゴン、イリノイ、ニュージャージー、アイダホ、メリーランド、カンザス=ママ17州)である。今年4月初旬より4州増えている。
正統医学の三大療法ではどうにもならない(ほとんどすべての癌患者がたどる)末期癌が「数十%の治癒率」で救われるという事実が、遅くとも数年内に実証されるものと私は考える。そして次は、全面的な公認にいたるであろう。
 
以上を踏まえて私の感想です。
B17こと「アミグダリン」のウィキペディア(英語版)によると、B17に対する正統派医学界の総攻撃一色といった様相です。2年間に原著数十万冊が全米で読まれたことについては一切触れられていません。
正統派医学界の三大療法の惨憺たる現状をよく知らずに、B17についてありきたりの検索をしたところで、「非科学的だからやめよう」「シアン中毒が関の山だろう」という結論しか出てこないと思うのです。
本書でも末期癌にかかり余命いくばくもなかったカリフォルニア州のデール・ダナー医師が気休めでB17を自ら処方したところ、不眠と痛みがなくなり、食欲も出てきた。3か月後仕事に復帰した例が取り上げられています。
このようなあらゆる治療を試し、だめもとで取り組んだケースが多いのに、成果をあげているのです。本当に重篤なシアン中毒の恐れがあるのなら、注射薬の使用を認める州は一州すらなかったでしょう。

「広く一般の人びとに知られるのをさまたげる強力な力が支配していること」と言い出すと、必ず陰謀論の話となりますが、河川盲目症など寄生虫病薬として世界中に普及し安価で副作用報告がほとんどない日本発のイベルメクチンに対するここ2、3年のコロナ禍での大弾圧を思い返してください。

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