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ビジネスマナー 反応することって大切

以前勤めた会社で、1年に満たない期間でしたが、厳しく指摘する上司と同僚(年上)と一緒に働く中で学んだことがあります。

その2人から仕事をする中でいくつか注意を受けましたが、自分の中に残り、ビジネスパーソンとしての成長を促してくれた「言葉」と「考え方」です。

一つ目の言葉とは、上司から言われた「指示業務不履行」
この言葉が一般で使われるものなのかはわかりませんが、強く記憶に残っています。

簡単に言うと、「あなた、指示した仕事をやってませんね。それってダメなことなんですよ。仕事なんだからきちんとやりましょう」ということです。

やれていなかったことを指摘され、この言葉を言われたときは、なんだか堅苦しく難しい言葉で、ずーんと心に響いたのを覚えています。そして「お前はダメなやつだ」と言われたようで、結構凹みました。
ただ、指示されたことをやる、やれない場合はやれないと理由を述べてきちんと言うことが大切なのだと学びました。

しれっとやらない状態でいる、みたいなことはどの職場でも見受けられるのではないかと思います。
ただ、会社員として働く以上、指示されたことをやらないのは「業務不履行」で、ビジネスパーソンとしては失格なのです。

・指示されればきちんと遂行する
・もし出来ない場合はその旨を伝えて放置しない

この姿勢がとても大切なのです。

2つ目の考え方とは、同僚から教えられた「メールに返信する。社外の方からのメールは早めに返す、決して放置してはいけない。」ということ。
至極当たり前なのですが、できていない人って多いのではないでしょうか。

社内からのメールもそうですが、社外からのメールは特に返信する早さや姿勢が大切です。
そもそも会社としても信頼に関わるし、何よりも自分への信頼に大きく影響していくからです。

メールのCC(内容を共有したい人を、予備の宛先として入れてお知らせすること)に上司や色んな方が入っているのに、返信しない人たちもたくさんいます。

私の場合だと、自分がCCとして送られた内容でも、「この人、なんで返信しないんだろ?対応進んでるのかな?」と心配になったり気にすることが多々あります。

返信することは、CCに入っている人たちにも進捗や状況について情報を共有することになるため、とても大切なのです。

中には、CCの人たちを省いて自分個人宛にのみ返信してこられる方々もたくさんいますが、そうすると結果がわからないCCの人たちはやきもきすることになってしまいます。

ちょっとしたことですが、反応する、返信する、反応している姿を見せるという行為・姿勢が大きく自分の信頼構築につながっていきます。

もしかしたら、最近はこんなことやビジネスマナー全体を教えてくれる先輩たちが少なくなったのかもしれません。

昭和と言われればそうかもしれませんが、ビジネスマナーやコミュニケーションにおいて反応するということは、普遍的に大切なのではないかと思います。

ビジネスマナーが身につけば、周りからの信頼もあがり、結果的に昇格や昇給にもつながるというのが持論です。

今回の記事を通して、読んでいただいた方々の何かの気づきにつながると嬉しいです。

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