本棚に眠っていた本。栞まで行き着いた時に、思いがけず、その糸の色鮮やかさにハッと目を奪われた。

外気に触れなかったことで保たれた色。古びて見えても、それを内側にもっていること。本が秘めているものは多い。
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おざわとしお『日本の昔話2 したきりすずめ』福音館書店 p84
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