見出し画像

人を突き動かすことばの力。〜41歳母、コスプレ撮影に挑んだワケ

改めまして、コピーライター/ブランディングプロデューサーとして、フリーで活動しております。荒牧しのぶと申します。

東京在住、41歳2児の母。このたび、全力でコスプレ撮影に挑みました!!

といっても、布面積少ないアニメキャラとかじゃありません。むしろこの季節に申し訳ないくらい暑苦しい、『魁‼︎男塾』的 ハチマキ×長ラン スタイル。ご覧の画像の通り「応援団」です。

鎌倉・材木座海岸にて


世界的プロデューサーが起こした摩擦

事のはじまりは今年の4月。
私が所属していた川原卓巳さんのオンラインサロン「SENSE」内のイベントにて、卓巳さんに直接夢を語り相談する「夢かな会」がありました。

川原卓巳さん
・世界一有名な日本人【こんまり】こと近藤麻理恵さんの夫
・42ヶ国で1400万部を越える本をマネジメント
・2022年TV番組プロデューサーとしてエミー賞を受賞
・2023年プロデュースの学校を設立

私はそこで兼ねてからの構想、

「コンセプトの言語化だけに特化した【コンセプト塾】をやりたいんです!」

という夢を宣言。実現に向けたアドバイスをお願いしました。

そこで卓巳さんからいただいたご意見。ざっくりまとめると以下のようなものです。

◯あなたは人の魂レベルまで触れたい深掘りの変態
◯品よく狂ってる人・代表
◯人と向き合うことに根性がある
◯実はすごく暑苦しい
◯でもサラッとやってるように見えちゃう
◯本当は汗かいてやってるところ見せた方がいい
◯すごくダサいタイトル思いついたけど言っちゃうね
◯ど根性の「どコンセプト塾」

え!?
はぁ…え!?!?

「もう、ビショビショに汗かく感じで」と爆笑


心とはうらはらに、何故か体は動き出す。

終始笑いに包まれ終わった相談タイム。その楽しさの余韻が薄れるとともに、私はドキドキが増していきました。

え、私、やるのか?
まさか「オモロい」に振り切るのか?

困惑しつつも、もしその方向ならどう作るべきか、私は既に思考とリサーチをはじめていました。その会に同席していた、WEBデザイナーやフォトグラファーなど親しい仲間に連絡し、可能性を探り始めてしまいました。

「オモロい」自体は大好きです(大人がふざけることをテーマ掲げたオンラインサロンを主催しているくらいなので)。普段からふざけ慣れてる方の人間だと思ってます。

ならば何に困惑していたかというと、大きく2つ。

①今までのブランディングを大きく変えるようなことをして、周りに嫌われないかということ

②「オモロい」をするなら絶対クオリティが低くてはいけない!!(ハードルUP)

《 ふざけるなら、ちゃんとする。 》

「オモロい」はチープであってはいけない。デザイン性も高くないと絶対にスベる。手持ちの素材とスキルでは理想は叶わない!(直感)

私は応援団にふり切る、と覚悟を決め、撮影を依頼。制作期間も含めリリース時期を伸ばしました。

そして今月、ついに渾身のビジュアルを公開したのです。

伝えることを「絞る勇気」

今回の件を通じて分かったこと。

誰しも同じだと思いますが、想いを持って活動する人ほど「伝えたいこと」はたくさんあります。その中で、どこに一点集中すれば「伝わる」のか。それを考えるのがブランディングのキモでもあります。

今回の私の場合で言うと、一番に伝えると決めたのは、
この暑苦しい「ど根性」でした。

言葉の力の素晴らしさ、コンセプトの重要性…などなど。目一杯伝えて、私のところに来て欲しい!! でもそれを全て「理解してもらおう」とするのは、おそらく売り手目線の考え。

特にクリエイティブで大事なのは、感じてもらうこと、じゃないかと思います。

とことん本質を深掘りする「ど根性」
人とガッツリ向き合う「ど根性」
言葉ひとつの表現にこだわる「ど根性」

この暑苦しさをビジュアルと言葉の「雰囲気」から感じてもらうには、やはり、ふり切ること。そして、勇気と覚悟を見せることが必要だったんだと気づきました。

おかげさまでこのビジュアル、好評!?反響!?をいただいております。

恥を超える熱量を出せるか

ぶっちゃけ、いくらふざけるのが好きと言えども、私もいい歳した人間なので、恥ずかしさゼロではありません。新しいチャレンジに、怖さや不安ももちろんあります。

でもなぜか熱量だけは衰えない。
恥ずかしがってたらこの気持ちを伝えられないんです!!

もうとにかく、
言葉の力の大きさをもっと伝えたい!
自信のない人や迷いのある人にもっと
自分の価値を信じられるようになって欲しい!
いくぞー!三三七拍子ー!!!!

みたいな気持ちでいっぱいなんです。
やっぱり狂ってるかもしれません(笑)

じゃあ、なぜ私がここまで熱量を出せるのか?

それは、私自身が言葉の力で人生を変えてきたからです。

人生の意味は、自分で作っていい。

過去の私、簡単に言うとこんな状態でした

・子供の頃から変わり者扱い
・同じ時間に同じ場所に通い続けられない
・学校も組織も無駄なルールも好きじゃない
・勉強も仕事も好きなことしか頑張れない
・社会人として成功体験を得ることもなく
・社会不適合者だと思い込んだまま母親に

個人として自信のない人間が、母親として自信を持てるわけもなく。産後5年くらいは自己肯定感ストップ安状態でした。

そんな谷底からたった数年で、自分らしい仕事を見つけ、起業し、最高の仲間と出会うまでに至った。人生が激変したそのワケは、「自分の解釈を変えたから」に他なりません。

最初は何をするにも自信がなくて、人と比べて自分を卑下してばかり。肩書きを名乗ることもお金をいただくことも怖かった。

けれど、怖がりながらも行動し、
「自分は何が幸せか」
「自分らしさを活かせるのはどの分野か」
「どんな人を幸せにできるか」
「どんな世界にしたいか」
などを言語化し続けました。

それは、積極的に自分の意志を人生に持ち込むこと。同時に、気づいたんです。これまで私は、社会的なステータスや、人にどう思われるかという他人軸に翻弄されるばかりで、自分がどうなりたいか、どうありたいかをずっと押し込めていたということに。

その後私は、自分のコンセプトを「発信迷子のみちしるべ」と設定。迷いのある個人事業主が未来に歩み出せるように、言葉のみちしるべを与える仕事、という意味です。

それを意識しながら仕事にとりくむと、不思議なことに、本当にその通りのお客さまが来て、迷いが晴れたと喜んで下さる。そんなことが続くようになりました。

結果、今では状況も様変わり。

・紹介で仕事がとぎれない
・自分を活かせる仕事に呼んでもらえる
・1000人規模のコミュニティで「言語化と言えばしのぶさん」と認知される
・しのぶさんだから頼みたいと選んでもらえる
・信頼できる仕事仲間との出会い
・講師や企業案件など仕事の幅も広く

仲間と主催した100人規模のインクルーシブイベント
起業家仲間との撮影会


こんな自分の経験を通してはもちろん、言語化の仕事を通しても、言葉の力の大きさを常に体感し続けています。

だからこそ、過去の私のように、自信が持てなかったり、迷いのある人に伝えたい。

「自分の価値を甘くみないでほしい」

100人以上セッションしてきて思いますが、ほとんどの人が自分を低く見積もっています。それは価格の話だけではない。自分の意味づけ次第で、あなたは誰かの光になれるかもしれない。あなたの仕事は、社会を変えるインパクトを持つかもしれない。その可能性を自ら捨てるのは勿体ないと、心から思うんです。

もっと、自分の仕事に胸を張れる人を増やしたい。
私のこの熱量の源泉は、そこにあります。

未来を切り開く”意味づくり”

私がこんなふうに考えるようになったのは、人との出会いも大きく影響しています。

そのひとりが、川原卓巳さん。卓巳さんは、私にとって目の前の壁を壊し、新たなステージに行くきっかけをくれる人。今回のチャレンジでもまた、大きくふり切る勇気をいただきました。

そんな卓巳さんと、なんと、このたびトークセッションイベントをさせていただけることになりました!!!

テーマは『未来を切り開く”意味づくり”』

世界的プロデューサーである卓巳さんが、これまで取り組まれてきた中でどんな”意味づくり”をされてきたのか?など、いろいろ聴けたらと思っています!深い話になりそうで今からもう、ワクワク。

イベントはzoomウェビナーで行います。
お顔出しなしで気軽にご参加いただけますので、ぜひ聴きに来ていたただけたらうれしいです!

【日時】8/30  9:00〜10:30
(卓巳さんの登壇は9:45までです)
【参加費】無料
【参加方法】
しのぶ公式LINEにご登録後、リッチメニューよりイベントのバナーをタップしてください。
LINE登録はこちら


たったひとつの言葉で個人ビジネスを飛躍させる
ド・コンセプト塾 Instagram
@d.concept.school

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?