接戦熱戦超激戦の末、ヤクルトが栄冠の座をつかんで日本シリーズは終了しました。両チームの関係者及び選手の皆様、感動をありがとうございました。冒頭の画像は、その昔オリックス対ロッテを見に神戸のグリーンスタジアム(現ほっともっとフィールド神戸)に行った時のものです。あの偉大なるイチロー選手の「ものだけに」に失礼ぶっこいたのは、この山下君だけかもしれません。「行った事ないから行ってみたいわ」この三浦君の一言がきっかけで行く事になったのだが…。

な・に・や・ら怪しげな視線の先には……

むむむ。お年頃ですもんね。そら仕方ない。きっと自転車があれば伝説の両手放し乗りを見せつけたかったのでしょう。

まだ試合前だったのでチアガールの皆さんが球場の外で何やらイベントみたいなのをされてました。我々はしばらくそこで釘付けになってしまっていたのでした。あはあはあは。野球どころやあらへんがな！

というわけでございましてぇ～
一旦、話しは野球から遠ざかります。

かれこれ１０年前？くらいになるかな。会社からの研修(というより修行)で伊勢神宮内宮の真近くにある伊勢修養団という所に三泊四日の行に出向きました。全国津々浦々の企業から数名ずつ参加されてて研修を受けるわけですが、僕が行った時に、たまたまJR東日本硬式野球部の方も何人か来ておられました。監督さんも来られてました。もちろん興味津々で話しかけましたよ。自分は東海大相模でしたとか青森山田でしたとか駒大岩見沢でしたとか、八重山商高でしたとか、そらそら爽々たる顔ぶれでした。とにかくみんな明るいし面白い。それだけじゃなく、その日の研修が終わった夜になると各々でその時に出来るトレーニングをされてました。そんな人達に会えただけでも研修はそっちのけで、来たかいがあったなと自己満足してた次第です。

早朝の乾布摩擦から始まり、掃除、マラソン、ブラインドウォーク、伊勢神宮参拝、
座学、夜になるとローソクの火を中心に御先祖様及び親に感謝する時間があったり、確か童心行とかいうのもあったな。一番強烈だったのが伊勢神宮の前を流れてる五十鈴川へふんどし一丁になって入るという禊の水行。しかも二月の夜七時頃の冷川。ちらちらと雪も降ってるやないかい！

こんなイメージです↓↓↓

この行の時に思いました…天照大御神に導かれ天に召される気がしたと。腰の深さまで一気に入り、その後肩が浸かるまで一気にしゃがむのですが、しゃがんだ瞬間から両足に力が入らないんです。踏ん張り切れない。流されそうになる体を力の入らない足で踏ん張らないといけない状態です。もう一度書きますが、二月の極寒の川です。ふんどし一丁です。五十鈴川から上がり着替えはそのまま河原です。脱いだふんどしは着替えている間に凍ってました(笑)あんなにブルブル震えてたのに体調に異常をきたす事はありませんでした。不思議やわ～。

普段は「一人の意識を大切にな」とかなんとか言ってたけど、この時ばかりは思いましたよ。「一人で入水しろ」と言われても、よう入らんな…と。３０人程が全員で一斉に入るから、その勢いを借りてこそ入れたわと思う。皆のお陰で入れた。ちなみに、この水行は基本は一回でOK。でも希望者は、早朝も夜も入れる。その研修期間内に合計六回入水のチャンスがある。全て入って帰られる人もおられた(驚)

ワタクシハニカイハイリマスタ。
なんでカタカナやねんっ！
その第一発目の禊の感想が上記です。

カリキュラム通りの一回で充分ですよってにと思いながら行ったのですが、二日目の夕食時に会社の仲間達からの応援メッセージなるものが伊勢までFAXで届くシステムでありまして…その中の山下君からのメッセージには、「一回だけと言わず何回も入水してきて下さい！がんばれ！」との事。
それが読み上げられたもんやから、「上村さん、山下さんの期待に応えなダメですよ！」
と尻をまくし立てられ、その日の夜に五十鈴川初体験を迎えた訳でございます。
山下君と三浦君には知的なハンデがあってと
研修所でも話していたのであります。

この初体験は、この次の日の五十鈴川本番(２回目)の時の恐怖をより倍増させたのでありました。おそろしや～。

入ったらどうなると言う事が身をもってわかってしまったものですから。

そんな恐怖の体験もさせてもらって、なんとか生きて行を終えました。そして、四日目のお昼前に解散になった所で、その野球部の方達に囲んでもらってパシャリ。
ここから野球の話しに戻ってまいります。

頭ひとつ飛び抜けて写っているのが吉田一将投手。この後オリックスにドラフトで入団されました。掃除の時間になると一人もくもくと掃除されてました。群れようとしない。彼の凄い所でした。研修の中で彼の肩を揉ましてもらいましたが、とても柔らかい肩でした。残念ながら事情があり、この日本シリーズにはいませんでした。

さて、ここで問題です。この写真の中にもう一人現役プロ野球選手がいます。さて誰でしょう？ヒントはセリーグです。内野手です。
わかるかな？

そんな思い入れもあり、オリックスが先手をとってから三連敗した時は密かにオリックスを応援してました。できれば第七戦目での決着を望んでました。どちらが勝っても恨みっこなしよです。ガチガチのオリックスファンでもありませんし、ヤクルトにも地元の雄、原投手がいる。彼が高校時代に甲子園に出た時応援に行きましたもん。この時も三浦君の
「甲子園行ってみたいわ」という悪魔の囁きのお陰で、山下君と三人で応援に行ったのであります。ですから、両チームどちらが勝っても嬉しいのであります。

ラスト二戦は神戸。とても寒そうな選手達でしたね。条件は同じとはいえ、出来れば京セラドームで戦うほうが良かったのかも知れませんね。しかも第六戦は延長やったし。ちょっと両選手が気の毒でした。今更ですが。

そんな周りの心配も関係なく、第一試合目から超激戦でした。その激戦を制し日本一に輝いたのは東京ヤクルトスワローズ！

ヤクルトスワローズ優勝おめでとう✨
そして両チームの皆さん感動をありがとう✨

オリックスの白い方のユニフォーム格好ええ

以上です。
読んでもらってありがとうございます😁