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愉快な仲間達との会話(採血編)

どないしたん?そこ。って山下君が言ってくれてから会話が始まった。ひっちゃかめっちゃか過ぎておもしろかったので書いてみます。以下99%実話です。登場人物は(上)→うえむら(私)。(山)→山下君。(三)→三浦君。久しぶりに山下君と三浦君の登場です。ちなみにこの二人には知的なハンデと自閉な症があります。もうかれこれ15.6年の付き合いになる家族のような仕事仲間です。彼等としか僕もそんな会話はできませんが、今まで付き合ってきたからこそ出来る会話でもあります。お互いに気を使ってたら出来ない会話です。失礼に聞こえたならゴメリンコです。


(山)どないしたん?そこ。
(上)昨日健康診断やったやんか。採血してもろたらこないなったんや。まぁ別にどないもあらへんで。

(山)ああそうか。デブやから、ええっとあれが見えへんかったんやな。
(上)お前、ハッキリ言うなぁ。遠慮なく言うなぁ。ちょっとくらい遠慮したらどない。

(山)いいや。デブやもん。
(上)そやなぁ。でもな採血の時にどっちでもどうぞって両腕出したんやで。じゃあこっちって右腕を選んで採血したったんやで。

(山)だから、それでも見えへんかったんやんかデブやから。
(上)ハッハッハッ  遠慮もなく二回目言いやがったな

(山)僕はどうもないで。針指したかどうかもわからんくらいやわ                 の図。

 ええ顔して笑いやがって(僕もつられて爆笑)

(上)あんな君。山ちゃんがホンマに喋ってるとこ皆さんに聞いてもらいたいわ~。皆さんこれマジで喋ってますさかいね。ところで山ちゃんさっきから何が見えへんかったん?
(山)ええっとほれ…あっ血管や。思い出した。

(上)いやいやいやいや、デブはサッと言えるのに血管は思い出さな出てこうへんの?アホちゃぁうん。ハッハッハッハッ。それは何?自閉症やから?自閉な症やから?知的な※☆※☆やから?生まれつきボケてもとうからか?
(山)いいや違うわ。たまたま思い出さへんかっただけや。

(上)へぇ~ホンマかぁ(笑)

ここで少し遅れて三浦君休憩室へ参上。そしていきなりぶっこんでくる。“いきなり160キロ”と命名しています。何せ大抵空気読まずに、いきなり本題を話してきます。

(三)リュウヘイサンナクナリマシタワ~。

音がないと面白くないので、ペロッと少しだけ舌を出しっぱなしのまま上記のカタカナを発生してみて下さい。では皆さん、せ~の    ハイ!
リュウヘイサンナクナリマシタワ~。
訳すると上島竜兵さん亡くなりました。です。

ちなみに三浦君本人が舌を出して話しているのではありません。僕が勝手に考えた三浦君モノマネの方法です。

(上)    ·········································。
(山)    ·········································。

(三)リュウヘイサンナクナリマシタワ~。

(上)    ·········································。
(山)    ·········································。

これ、返事するまで話しかけてくる。あるあるです。僕と山ちゃんは会話中なので、わざと返事していません。

(上)上島竜兵さんやろ。ビックリしたな。
まさかあの人がって感じやわ。
(山)…………………………………………………。

(三)ドウゾドウゾノヒトデスワ。オスナヨオスナヨノヒトデスワ。

(上)そうやな~。

会話を横取りされた上村と山下は、その会話を復活さすのか、ささないのかをそれぞれが考えなければならないのである。そう思っているのもきっと僕だけかも知れないが。
これも、いつもあるあるかな(笑)
今回は戻してみた。

(上)血管もパッと言えへんとは御愁傷様です山ちゃん。 チ~ン。
(山)だ。か。ら。たまたま思い出さへんかっただけやって!
(三)オヤカタドウゾコレノンデクダサイ。ヤマチャンモコレドウゾ。

差し入れをぶっこんでくれる気が利く三浦君

(上)ありがとな三浦君。山ちゃんと違て気が利くな~(笑)こんなぶっこみやったら大歓迎やで!  頂きます。ありがとう!
じゃあ、お返しです。これでまた帰りにでも飲んでな

手から手へ100万両の図

(上)ありがとう三浦君。では遠慮なくいただくわな。………………あんな三浦君、今、山ちゃんとの話しがええとこやったんや。結構盛り上がっとうとこやったんや。

(三)ソウデスカ      ゴメン

(上)僕のここ見てな、デブやからデブやからって二回も言うたくせに血管が思い出されへんかったんや      なぁ山ちゃん?



(山)もう結構ですの図

(上)げっ。もうアカンやん。テンションだだ下がりやん。左肩がちょっと下がって斜め下向きだしたら、もう喋りませんのサインやんか。マスクまでしてもとうし。

(三)アア  コーヒーオイシイデスワ

(上)いやいや、さっきのゴメンは言うただけやったな~もう笑うしかないわ。笑とけわろとけ。ちゃんちゃん。何とも言いようのない落ちやけど、これもあるあるやな。
し~らね。


三浦君も悪気があるわけではない。山下君も怒ってる訳ではなく、ただいつもの状態に戻った感じなのだ。どちらかと言うと三浦君がチンプンカンプンな感じなのだ。別に外国語を喋れる訳でもないし。点と点が稀に線になる時があるって感じかな(笑)まぁそれにしてもオモロイわ~。

もうこれ以上、山ちゃんとの会話は復活しなかったが、また何かのキッカケで盛り上がる事もあるでしょう。山ちゃんのええ顔につられて笑わせてもらった、ある日の愉快な仲間達との会話でした。


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