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読書のすすめ

大層なタイトルをつけていますが、僕は「趣味は読書です」という方よりはだいぶ読んだ本は少ないです。というのも、他のことに気を取られて本をほとんど読まない時期(特に20代)もあったからです。
 
再開したきっかけは、投資の勉強をする際、いろんな投資本を読み漁ったことと、加入していたAmazon Primeに“Prime Reading”という電子書籍が読める無料サービスがあったことです。
一通りの投資本を読み終えたとき、横目で見える自己啓発本やビジネス本にも関心が湧き、読書を再開しました。
 
そんな僕なりに、読書のいいなと思う点や、向き合い方をまとめてみました。
少しでも共感していただけると嬉しいです。


1.読書のルーツ

 
しばらく読書しない時期はありましたが、子どもの頃から読書は好きでした。自分で本を選んだ最も古い記憶は、小学校低学年の頃、図書館で借りた「かいけつゾロリ」シリーズだと思います。
それから、「忍たま乱太郎」「ズッコケ三人組」等を読み、読書の楽しさを感じてきました。
 
僕が読書を好きになった一番のきっかけは、中学校の図書館で出会った「星新一」さんのSFショートショートでした。
簡単に魅力を書きなぐると、
・短いものだと一話数ページしかないのに、情景を読者に伝える描写
・続きを読ませたくなるような余韻を残したオチ
・いつ読んでも違和感を感じることがない、ほどよく抽象化されたSF感
・人間の弱さや身勝手さを指摘しながらも説教じみない痛快なストーリー
等です。
 
僕は星新一さん作品の影響で、いまでもSFが好きです。

2.読書の好きな点

 
読書は、日々の悩み、仕事、勉強、家事、子育て、等から離れて活字の世界に連れて行ってくれます。
 
自己啓発本やビジネス本、参考書は、人生を少し良くするアイデアやマインドセットの手法、自身に必要な知識やキャリアUPのための武器を得ることができます。
 
小説は、活字を通じて物語を疑似体験することができます。幻想的な話やSFは非日常感を、ホラーやミステリーは平和な日常の素晴らしさを、ヒューマンドラマは感動を僕らに与えてくれます。
自身で登場人物の顔や声を色付けして、自由に楽しめることも魅力ですね。
 
翻訳版書籍は、他言語を学習するきっかけをくれることもあります。
 
他にも、エッセイや料理本、趣味の本など、今まで知らなかったことや、人生を豊かにするヒントをくれる本がたくさんあります。
 
作者を知っている場合は、普段見ている外見だけじゃない、「こんなこと考えてるんだ」という内面も知ることができます。
 
紙の本なら、電波がなくてもいつでもどこでも読めちゃうし、お金もかからない。栞を挟めばお気に入りのページにいつでも戻ることができる。
自身のペースでゆっくり読んだり、何度も行ったり来たりしながら読めたりもしちゃう。

3.読書との向き合いかた

ジャンル、読む数、読むペースなんてなんでもいい。自分と全く同じ生活をしている方や、趣味や経験が全く同じ方なんていないからです。
 
まずは、自分が多少興味を持てそうな本を開いてみましょう。その際、栞は忘れずに。
家にあればそれを、なければ書店か図書館に行って、興味のあるジャンルを手に取ってみましょう。今抱えている悩みや課題があればそれを解決するヒントになる本を、スポーツが好きなら一流選手の自伝を、非日常感を味わいたければファンタジー系の小説を、とか。
 
合わないな、と思ったら無理して読まなくていい。自分が読みたい本に出会えることの方が大事だと思うからです。
「小説」という形態をとっても、SF、ミステリー、ホラー、時代もの、ヒューマンドラマ、とジャンルは様々で好き嫌いも当然ありますからね。
 
先にも書いたように、Amazon Primeに加入していれば無料で本が読めますし、図書館で借りてもいい。お金をかけずに読む方法はいくらでもありますし、新しい本にこだわる必要はありません。
 
カフェでスマホとにらめっこしているより、コーヒー片手に本を持っていた方がかっこよく見えますし、「趣味は読書です」なんて言ったらちょっと知的に見えていい感じです。
 
本を読む際には、ぜひ記録を残してほしいです。
でも、本を読んだら毎回感想を書いてブログにUP。。なんてことはしなくてもいい。それがストレスになったり、UPするために本を読んだりっていうことに繋がりかねません。
読んだ本の写真を撮る(電子書籍ならスクショを取る)。これで十分です。あとでふと内容を思い出したとき、どの本か見つけることができるし、こんなに本を読んだのかと、少し誇らしくも感じられます。
 
もし読んだ本を他人へ伝えたい時は、アウトプットをおすすめします。SNSやブログで紹介すれば趣味のあう友人たちが共感してくれるし、おすすめの本も教えてくれます。
 
でも、他の方に「この本貸すから読んで!」っていうのはオススメしません。借りた方は、貸した方に会うたびに「感想や進捗を言わなきゃ」と考えてしまい、素直に読書を楽しめません。
※僕は、自分の好きなものを伝えるだけに留めてます。


 これを読んで、読書っていいな、たまには本でも読んでみるか、と思っていただける方が一人でもいたら幸いです。
 

おわり

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