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「あのとき、もう一点入れておけば」が運命を変えるサッカー


こんにちは守屋です。



サッカーでは、ときに勝利だけでは勝ち上がれないという残酷な光景を目にすることがあります。例えばW杯のグループリーグで勝利したものの、得失点差の末、突破を決めることが出来なかった。


残留争いの最終節、勝利はもちろんのこと2点差以上でなければ残留できないという試合で、1点差で勝利しものの、降格が決まってしまった。


そんなとき、ふと思うのは、
「あのとき、もう一点入れておけば。」という後悔ではないでしょうか。


今の勝利の中に、今後のことを考えられるか


トーナメント方式の一発で勝敗が決まる試合であれば、勝つか負けるかで結果が分かります。しかし、リーグ戦はもちろん大会のグループリーグなどでは得失点差がものをいうケースも多くあります。


取れるときに点を取っておく。それも取れるならより多く取れるだけ取っておくこと。これは簡単なようで難しく、どれだけレベルに差があっても、ある程度の得点差がついた試合では、選手もモチベーションのゆるみが生じてしまうわけです。


ですが、今後のことも考えられるチーム、選手であれば一点の重みを理解しているので徹底的に相手チームを叩き潰します。それには別の効果があり、アウェイでの試合で大量得点を取れれば、自分たちのホームではさらに優位に試合を進めることができたり、他のチームにもプレッシャーをかけることができるからです。


勝ち点の積み重ねと同じくらい、取れるときに点を取ることの重要性


勝利すれば勝ち点3が手に入り、全勝すれば得点は問題ないかと思いがちですが、多くの点を取ることはチームに良い流れを呼び込んでくれます。


例えば、前半に大量得点を取れたのであれば、後半から選手を入れ替えて控えだった選手を投入し得点を決めさせることで総力戦に強くなります。


すると、拮抗した準決勝、決勝などで後半途中から投入された選手も、予選で出番があり、得点を決めていることによって自信を持ってプレーすることが出来るようになります。


運命を変えてしまった「あのときのプレー」とならないように


もしあのとき、あと一点取っていれば予選は突破できた。という一点に泣かないようにするために大事なのは、チームでどう戦うかということを共有し、予選突破を確実にするまでは徹底的に点を取れるのであれば取っておくということです。


そしてその意識を大事な本番前から、選手に植え付けさせておくことが重要になります。


気の緩みではないことは決して理解しています。しかし、サッカー選手でなくても、


「この辺で良いかな。」と思って徹底的にやれるときにやらず、後から取り返しのつかない状況になるということは多々あります。


後悔は後からいくらでもできますが、結果を変えることはその瞬間にしかできないことですので、そんな部分を意識しているかどうか確認しながら試合を観るのも面白いかもしれません。

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