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気配り上手が直面する気疲れ

こんにちは守屋です。

ある中小企業の社員と話をする機会がありました。その社員は会社の中で「良い人」と呼ばれているそうです。

まわりの社員が困っていたら手助けする。忙しそうな社員にはコーヒーを出したり差し入れしたりする。

「気が利くタイプ」とはこのこと。と言わんばかりの気配りを無意識でしてしまうそうです。

そんなあるとき、ある社員から

「あれ、コーヒー置いてないんだけど?」
「え、この書類整理するのやってくれていると思ったのに。」

とまわりの社員は気が利くことを良いことに、気配り上手な社員が勝手にやってくれると思っている状態となってしまったのです。

会社で「良い人」になっても得が少ない

「良い人」と「仕事ができる人」は別だったりします。良い人は社員にとって嬉しい反面、利益を生み出すわけでもなく、新規を開拓するわけでもありません。

また良い人が近くにいると、ときに怠け者の自分が出現してきてしまいます。

いつも(何も言わずに無償で)やってくれることを良いことに、それが当たり前となってしまい、やっていないことに対して

「なぜやっていないの?」

となってしまう懸念があります。

逆に気配りする側も、最初は良かれと思って行動していたものの、それが当たり前になるということは自分の業務以外のタスクを背負うことになり、キャパオーバーになる恐れがあります。

会社で良い人であることは、まわりを助ける行為だと思いがちですが、双方にとって悪影響を及ぼす可能性があります。

良い人であることよりも、利益を生む出すことに特化する方が、より会社に貢献できることを忘れないようにするべきだと思います。

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