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返事を迫られ、即答できなかったら

こんにちは守屋です。

あるサッカー選手は、今現在所属クラブよりも下位カテゴリーのクラブからスカウトがありました。その選手にとって正直あまり魅力的なオファーではありませんでした。そのため「今は移籍を考えていない。」と連絡をしました。

その後、選手は所属クラブから戦力外通告を受けてしまいました。契約解除となり、他のクラブからオファーを待ちました。しかし他のクラブからオファーが来ることはありませんでした。そこで誘いがあった下位カテゴリーのクラブに連絡して、入団を検討している旨を伝えたところ、

「あの後、他の選手とも交渉をして来季入団する選手を確保できたので、〇〇選手を入団させる枠が無くなってしまいました。」

と告げられ、現役を引退し地元でコーチとして生活することを余儀なくされました。

「考える時間が欲しい」が使えるとき。

サッカー選手に限らず、ビジネスパーソンは交渉や契約の際にその場で決めなかったことで、後に交渉が決裂する。破綻するということがあります。逆に何も考えずに即決してしまったことで、後に後悔するような悲劇を招くこともあります。

そもそも返事を迫られるときは2種類に分けられます。

1、事前に交渉が分かっている場合
2、前触れもなく話を持ちかけられる場合

1の場合、入念な準備と相手の出方や情報を入手することが可能となります。そのため、自分のある程度思うような交渉ができる可能性が高いです。

しかし2の場合は、急に話を持ちかけられたり決断を迫られることが多いです。そのため、頭の中が整理できずに「考えさせてください。」という言葉でひとまず自分を落ち着かせようとします。

ですが、それはあくまでも決断を迫られている立場の解釈であり、返事を必要としている側は裏であらゆるシュミレーションをしています。

・即決してくれたとき
・断られた場合
・考えさせてほしいと言われた場合

自分にだけ話を持ち掛けているのではなく、似たような人、企業に同じような話をしているかも知れません。そのため、もし即決できなかった場合は契約が成立しない、破綻。というケースもあります。

では決断を迫られた場合、どうするのが良いかといえば

「相手の表情や話から欲している答えの3割を伝える」

ことだと思います。たとえば相手が今すぐに答えを求めているのであれば、「契約します。ただ具体的な内容に関しては後日ということで良いですか?」と伝えます。

返事を迫られ、即答できなかったとしても問題が無いケースももちろんあります。ただ時間は流れており、自分も相手も状況は刻一刻と変わるものです。

ぜひ返事を迫られる機会があったときには、相手の表情や話から真剣なのか、熱意はあるのか、焦っているのかを確認して決断することをお勧めします。

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