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期待する人と期待される人

「何度も同じミスをするなんて許せない」「人の話を全然聞いていないことにイライラが募る」

相手の行動に怒りを覚えたり、イライラすることは誰しもあります。

人は、相手が思い通りの行動をしてくれなかったり、わかってくれないとイラっとします。

例えば、

話を聞いていない夫にイラっとします。

親の言うことを聞かない子供にイラっとします。

自分と同じ価値観で仕事をしない同僚にイラっとします。

そのようにイライラするのは、その相手に「期待をしている」からと言えます。

今日は、期待する人とされる人について考えてみます。

期待する人

夫なら話を聴いてほしい。

子供なら親の言うことを聞くはずだ。

同じ会社の同僚なら、同じ価値観で仕事をするべきだ。

自分が期待することに対して、それは「やって当たり前のこと」「常識的なこと」だと思うようになります。

その期待がより強くなると「当然そうするべきだ」という正しさのモノサシができあがります。

やってくれると期待をしているから、その期待に応えてくれない相手にイライラしますし、期待に応えてくれない相手にがっかりします。

誰かに期待することは、相手に期待に応える行動を求めます

そして、その期待に応えてくれないとき、思い通りに行かないことに対してイライラするのです。

他人に対して期待するのは、他人を思い通りにしたいという想いが無意識に生まれ、それは幸せに生きる上での弊害になります。

コントロールできないことを無意識にコントロールしようとするからです。

ですから、幸せに生きるためには、期待することをやめることです。

これは、相手に対する期待だけでなく、自分に対する期待も同じです。

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