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陰陽の二面は表裏一体

「あの時の決断は間違っていたかもしれない」「もう一度過去に戻れたら違う方を選択していたかもしれない」


今起こっている状況に至るまでには、どちらの道を選択するかによって、異なる結果になったであろう分岐点があります。


あの時にあの会社に入っていれば、今頃どのような人生になっていただろう?


あの時に転職していなければ、今頃どのような人生になっていただろう?
人生の岐路は誰にも訪れるもので、選択次第では違った人生を歩んでいたかもしれないパラレルワールドを想起させます。

陰陽の二面は表裏一体

あらゆる事象には、二面性があります。


善と悪、プラスとマイナス、メリットとデメリット…
これらは表裏一体で、どちらも同時に存在します。


例えば、心配性であるというマイナスの側面には、計画的に準備ができるというプラスの側面が同時に存在します。


積極的でどんどん前に進んで行けるという側面は、危険予測ができず事故を起こすかもしれないという側面が同時に存在します。


景気が悪くて苦しんでいる側面の裏には、厳しい状況で生き残る知恵をつけることができる側面があります。


どんな場合にも、プラス面とマイナス面があり、メリットとデメリットがあります。


プラス面しかない、メリットしかないというのは、プラス面、メリットしか見えていない、または気づけていないのであって、その裏に潜んでいるマイナス面、デメリットを見ていない、または見ようとしていないだけです。


物事にはすべてプラスとマイナス、メリットとデメリットがあるのです。

あらゆることに二面性がある


あらゆることにプラスとマイナスがあるということは、絶対的な正しい方がある、こっちが正しい、こっちが間違いというのはおかしい話です。


どちらが善くて、どちらが悪いかということもありません。
どちらを取っても、何かしらのメリットがあるし、プラスがあります。


例えば、受験に現役合格する人、受験に失敗して浪人生活をする人がいるとします。


一方は、現役で大学に入学し、浪人生よりも一足先に大学生の経験を始めることができるというメリットがあります。

若いときの1年は、様々な経験をしたい貴重な1年なので、感性豊かな若いうちに大学生活を始めて、サークルやアルバイトなどの社会経験を積むことは価値があることです。


それに対して浪人生は、全力で頑張って来たにも関わらず合格できなかった屈辱や、現役生に遅れを取ったことで立場の弱い人の気持ちを知ることができます。
そして、次に合格するために1年を受験勉強に捧げる強い意志を手にすることができるといったメリットがあります。

大きな失敗を経験することは、強いメンタルを形成することができるのです。

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