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ウサギとカメに学ぶ3つの教訓

幼い頃、お父さんやお母さん、または保育者の方に絵本を読んでもらった経験は、誰にでもあると思います。

その頃読んでもらった絵本は、楽しい物語として読んでもらっていただけですが、大人になって改めて読んでみると、様々なメッセージが隠れていることに気付かされます。

昔話や童話には、今の時代にも通じる「生きる知恵」が込められています。

今日はその中で、童話「ウサギとカメ」に学ぶ3つの教訓について考えてみます。

あらすじ

昔むかしあるところに、足の速いウサギと、足の遅いカメがいました。

ウサギとカメは山のふもとまで、かけっこで勝負をすることにしました。

かけっこが始まると、ウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまいました。

ウサギはカメが来ないので、昼寝でもしようと居眠りを始めました。

着実に歩みを進めたカメは、いつの間にかウサギを追い抜き、ウサギが目を覚ましたときには、カメは山のふもとのゴールに着いて大喜びしていました。

この童話は、誰もが知っている有名な物語です。

私たちは、ここから何を学ぶことができるでしょうか?

どんな教訓を得ることができるでしょうか?

世間一般によく知られているものは、ゴールする前に勝った気になって昼寝をしてしまったウサギの慢心を戒める「油断大敵」というものでしょう。

ウサギにとって最も大きな敵は、相手であるカメではなく、油断という自分の心の在り方だったたわけです。

「どんなときも、油断せずに最後までやり切る」というのが教訓です。

この童話には、その他にもいくつかの教訓があります。

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