ムダとり時間術

「価値ある時間」を生きる方法

 今日は最近読んだ時間術の本、「ムダとり時間術」(ビジネス社)がすごくよかったので、今回はこの本に基づいた「価値ある時間」に関してお伝えしたく思います。

 すべての人が価値ある時間、充実した時間を過ごしたいと思っています。
朝起きてから1日の中には様々な時間、例えば...家族との時間、友人・仲間・恋人との時間、食事の時間、通勤・通学の時間、仕事の時間、休息・休憩の時間。1人の時間、自己投資や趣味の時間、入浴の時間等があります。他にもいろんな時間があります。

 これらの時間が充実したものであるならば、今日はいい時間を過ごしたな~と思うことができます。でもそんな日ばかりではない。あなたも心当たりがあるかもしれません。

 ついついテレビやYouTube、ネットを見すぎてしまった...。今日の会議はいつになったら終わるんだろう...。こんな飲み会にこなければよかった...。そう思ったことはないでしょうか。共通しているのは「時間をムダにしてしまったという思い」です。

 「ムダとり時間術」に書かれている価値ある時間を過ごす方法は、「1日のすべての時間が自分の価値と連動した時間」になっているかどうかというものです。自分の過ごす時間が自分の価値目的と一致していると、自然と充実した時間になっていきます。そのためには、自分が1日の中で使っている時間が、自分のミッション、ビジョンと連動した時間になっているかどうか。ここを検証していくと時間と自分の価値目的が結びついていきます。

 テレビやYouTube、ネットを見ているのは新しい情報を得たいという価値とつながっていれば、ムダな時間だったと思うことはありません。リフレッシュのためにドラマやお笑い番組を見ていた。そう思えるとムダな時間だったという思いはなくなっていきます。

ぜひ、日常の時間と自分の価値・目的との連動性を考えてみてください。充実した時間へのヒントが見つかるとどんどんいい時間が増えていきます。

 また、うまくいかなかった過去の時間、悲しい出来事があった過去の時間、結果が出ずに失敗した時間も「あのときがあるから今がある」と肯定して解釈していくことで価値ある時間になっていきます。

つまり、

”どんな時間にも価値がある。”

と思うことで、時間の中に生きる自分がより充実していきます。

 事実を受け止め、受け入れ、その事実から価値を見いだそうとすると、どんな逆境の中にも光を見つけることができる。そしてその光は人生の中に強さやたくましさをもたらしてくれます。ムダな時間となるかならないか、それは自分の解釈次第だということです。

 「ムダとり時間術」のおわりに、聖路加国際病院で名誉教授を務められた故・日野原重明先生の「いのちの授業」の言葉が紹介されています。


「命は見えないし、触れないし、感じられません。 昨日も今日も見れないけれど、寝たり、勉強したり、 遊んだりするのは、時間を使っているからです。 時間を使っていることが、生きている証拠。 時間の中に命があります。」命とは、人間が持っている時間のことである…。

日野原重明先生の含蓄のある言葉ですね。


時間を止めたり、過去に戻ったりすることは今はできません。

私たちにできることは、
「今、この瞬間を大切に生きること」
です。
目の前にいる人を大切にする。
目の前にある仕事を大切にする。
身近な人を大切にする。
そしてやりたいことを全部やって、前へ前へと突き進む。
その結果、最高の人生となっていく。

 時間をどうとらえるか、そしてその時間で中でやらないことはやらないと決め、価値あることを選択していく。「時間を制する人が人生を制していきます。」ぜひ、今月発売の「ムダとり時間術」(ビジネス社)
を読んでみてください。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A0%E3%83%80%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%99%82%E9%96%93%E8%A1%93-%E4%BA%95%E4%B8%8A-%E8%A3%95%E4%B9%8B/dp/4828421637/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%A0%E3%83%80%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%99%82%E9%96%93%E8%A1%93&qid=1580630425&sr=8-1

そして自分の時間の使い方と価値、目的の連動性を考えてみてください。 

きっと自分の「価値ある時間」が見えてくると思います。

最後までお読みいただき、感謝です(^^

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