- Shining Blade III - @ 浄閑

1971年生まれ 神戸市在住 海外・国内における競走馬1歳市場での馬主サポート歴多数 …

- Shining Blade III - @ 浄閑

1971年生まれ 神戸市在住 海外・国内における競走馬1歳市場での馬主サポート歴多数 相馬師、馬主・一村哲也氏の代理人として活動中

マガジン

最近の記事

アリアプーラの2024

アリアプーラが無事に出産を終えました。2週間ちょっと予定日から遅れての出産でしたが、その分もあるのか随分と立派な馬体で産まれてきてくれました。 産まれて翌日でこの大きさです(笑)。牡馬で父はマテラスカイ。 父がダート種牡馬ですし、アリアプーラの馬齢の事を考えると道営かなと思っていたのですが、中央競馬でも全然やれそう。むしろ最高傑作かもしれません。これは楽しみです。 また昨日はハデスキーパーが大井のメインレースを完勝してくれて、これで11勝目。これだけ日銭を稼いでくれると

    • 2歳馬近況

      昨日はシーリュウシーがレースに復帰したものの10着惨敗。レース内容にムラがあるので冬が苦手なのかなと思っていたのですが、これは気性難に近いんだなと認識を改めさせられる走りでした。ムニンの仔は少なくともフギンの仔と比べると気性的には安定していたのですがね・・・。 有体に言ってズブいし、ティンバーカントリーの仔みたい。このままだと1800mは短いという競走馬になりそうです。 さて、こうなると2歳馬に期待と一村氏の馬主活動の浮沈がかかってくるわけですが、私が関係する2歳馬の近況

      • 千葉サラブレッドセール2024

        掲題のセールが開催されました。 私もパッと見程度ですが、一応上場馬のチェックはしておりまして、結構粒揃いといった印象でした。2000万円台で落札された馬からも普通に活躍馬が出るんじゃないかと思います。 トピック的な注目は、3番のオルフェーブル産駒を落札されたのがU.S.Aの大物馬主だったという事でしょうか。牝馬なので将来的な繁殖としての価値込なのでしょうけど、円安という経済環境もあって、いかにも今年らしい動きではありました。 あとは億超えのナダル牝馬とかですけど、ナダル

        • バンザーイなしよ

          昨日はファーマティアーズの応援という事で園田競馬場まで行っておりました。 しかしながら、レースの方は末脚不発で8着惨敗。調教は動いてましたし、返し馬を見ても勝負気配がアリアリで、「これはいいとこあるな」と思って見ていたのですが、はじめて一足を使う事もなくレースを終えてしまいましたな。 園田競馬場は3コーナーの造りが独特ですし、馬がコーナー多目の初コースに戸惑ってしまったのかもしれません。この競馬場は基本的には地元馬の方が何かと有利ですね。 そして、この結果だけでもガック

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        • Shining Blade III - セール -
          23本
        • Shining Blade III - プロローグ -
          5本

        記事

          第62回 のじぎく賞(G)

          掲題のレースにファーマティアーズが出走します。 前走は水沢の全国交流競走に出走して2着。ユングフラウ賞、浦和の桜花賞と南関クラッシック路線を歩んでいたものの、どちらのレースでも掲示板を外したのを見てグランダムジャパン狙いに切り替えたようですな。ここを勝てばポイントトップに躍り出ますし、正念場でしょう。 問題は馬体重で、デビュー時には475kgあった体重が435kgまで落ちています・・・。牝馬は難しくてデカ過ぎても走らないし、芝であれば軽量がキレに繋がる面もあるとはいえ、や

          第62回 のじぎく賞(G)

          ムニンの2024

          今年の生産第三弾。ムニンの出産が終わりました。父はオルフェーヴル、馬格がある牡馬という事で、満点の生産結果です。 そして今朝のケンタッキーダービー。栄光のケンタッキーダービー馬に対して申し訳ない言い様になるものの、勝った馬に関しては「これはフロックでも何でもない!」事もないといった感じで、能力的にはシエラレオーネとフォーエバーヤングの一騎打ちだったわけです。そして、まーあれは3着に競り負けててむしろ良かったですよ。2着だと関係者は悔しくて悔しくて、このレースにいつか勝つまで

          第150回 ケンタッキーダービー(GI)

          掲題のレースに日本からフォーエバーヤングとテーオーパスワードが勇躍挑戦します。 少し早く起き過ぎたので何か書こうかなと思ったものの、まだ頭が回ってないし特に書きたい事もなく、さて困ったなといった感じなのですが、なんとなく日本馬が勝ちそうな気がしないでもありません。 特に昨年は運が良ければ日本馬が勝っていたかもしれないといった内容で少なくとも絶望的な適性の差を感じませんでした。 前哨戦を見た感じだとシエラレオーネあたりは強そうなのですが、キレ勝負になるとフォーエバーヤング

          第150回 ケンタッキーダービー(GI)

          GW

          桜が散り、庭のつつじも散りで、今はかきつばたが咲いておりますが、今年も早いもので5月に突入。あと2か月で前半戦も終了です。成績は不振という他なく、今年は10年ぐらいは軽く続いていた黒字路線が途切れるかもしれませんな。 馬の方は、2歳のワンウェイトゥヘル(父:タワーオブロンドン)とミユンガー(父:ニューイヤーズデイ)が入厩済。ゲート試験後にレースまでいけるかは不明なものの順調は順調なのでしょう。残る牡馬レイデラティエラ(父:スワーヴリチャード)もいい感じです。育成先の推奨馬に

          今年のセール展望あれこれ

          今日は掲題の話題。 二歳トレーニングセールとしては、千葉セリとHBAトレーニングセールが5月に開催されるわけですが、今年はどちらも上場頭数が減っているようですね。千葉セリはまだそこまでではないものの、HBAの方は一時期の半分以下で100頭をきってますな。 まぁ言ってももう二歳で同世代の他馬には既にデビューしている馬もいるわけでして、育成の過程で「これは走らんな」とジャッジされた馬か、「これは競りで目立つだろうから高額売却が期待できる」と上場元から期待されている馬かの二極化

          今年のセール展望あれこれ

          競りシーズンに突入

          JRAブリーズアップセールが開催され、今年の競りシーズンが開幕。 私も特に用事は無いながらも今年は久しぶりに見学だけしておこうかなと思っていたのですが、どうもコロナに今更感染したようで断念という結果に相成りました。 近年の成績どうこうは書きませんけど、結構隙間はあるといった感じで、丈夫さのファクターは公開される情報の透明性もあって確実に把握できますし、牡馬で丈夫な馬を入手できれば最悪三歳になってから地方競馬に移籍させれば元も取りやすいでしょう。ある程度の現実的な戦術をとれ

          競りシーズンに突入

          フギンの2024

          フギンも今年の出産を終えました。父はシャンハイボビーです。 骨太で馬格はあるものの、こちらも牝馬だった模様。ただ、これまでのフギン産駒の牝馬は小柄な馬が多くて後継となるような馬を未だに所有できていないので、この馬がそうなってくれるよう期待する次第。 今年の配合はビッグアーサーです。 馬の方もぼちぼち移動しておりまして、2歳馬が2頭本州へ移動済み。ホッカイドウ競馬も開幕しますし、新戦力を渇望しています。また、ラピダニーニャが園田競馬で立て直しとなり、フェゲフォイアも中央競

          3頭が中央登録を抹消

          サクリファイス、ツンツン、ジューンオーランドと中央の登録から抹消されました。 サクリファイスは気性難に加えて時間がかかりそうという事でまだ3回走っただけですが抹消です。2桁着順を3回ですから仕方ないとはいえ、このレベルの馬を中央登録をすると関係者に迷惑がかかるのは勿論の事、馬主サイドも相当な額の損失となりますからね・・・。やはり事前にそうなるだろうと察知して地方競馬から始めるなど、何らかの対策が必要だと痛感します。 ツンツンは純粋な能力不足です。サクリファイスは自家生産馬

          3頭が中央登録を抹消

          2024年度の種牡馬事情

          明日から3月という事で馬産地は本格的に生産シーズンへ突入します。 私達も今年の配合に関してぼちぼち予定を立てないといけないわけですが、仮に種牡馬の予約をしていても種付け予定日の数日前になって「混んでて無理です」と断られる事も多く、逆に既に満口と告知されている種馬であっても当日にたまたま枠が空いていてお願いできる事もあり、種付けの段階で「運の問題」といった要素がないわけでもありません。 そして、色々と検討した上での今年の構想はこんな感じ。 フギン    :アドマイヤマーズ

          2024年度の種牡馬事情

          シウダニーニャの2024

          今年の生産第一号。シウダニーニャが無事に今年の出産を終えました。一発受胎&早期出産と例年通りの安定した生産活動となり、牧場には感謝の念しかありません。 なかなかに個性的な面構えをしていますが牝馬です。父はアメリカンペイトリオット。 ちなみにXで「月に代わってお仕置きよ」みたいなコメントがされておりましたが、月は下側が欠ける事はなく向きが逆です。これは「曲星」と呼ばれる模様で、あくまでも星となります。 どちらかというと「C」に近い。すなわち、 今年の配合はまだ検討中。私

          シウダニーニャの2024

          バイクの選定再び

          年末に納車されたホンダのADV160。 バイクとしての完成度が高く、俊敏で悪路でもそれなりの踏破性があり、水陸両用MSでいうと、MSM-07ズゴックみたいなバイクなのですが、これに乗っているとガチのロードスポーツが欲しくなってくるといった副作用が生じてきました。 スクーターを除いたバイクなんて元々実用目的で乗るようなものではなくて、あくまでも趣味性ありきの乗り物とはいえ、やっぱり大型のスーパースポーツなんて「いつどこで乗るんや」って代物ですし、なかなかの葛藤を抱える中であ

          シーリュウシーが初勝利

          本日京都2Rで三歳未勝利戦が開催され、シーリュウシーが見事に優勝。中央競馬で無事に勝ち上がる事が出来ました。 デビュー戦で良い競馬をして2着に来たものの、晩成血統のせいなのか、それとも冬が苦手なのかは不明ですが、どうもピリっとせず足踏みが続いていたけどこれで一安心です。この血統は古馬になれば成長して強くなっていきますからね。年内はあともう1つ勝ってくれればそれで十分かな。 今年は元旦を含め三が日が厄災で始まり日本がエラい事になっていますが、まぁ自分の手が届く範囲でしっかり

          シーリュウシーが初勝利