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映画【ジャングルブック】考察と感想

こんにちは、おしんと申します。今回は2016年8月11日に劇場公開した【ジャングルブック】を見た感想を記事にしたいと思います。ネタバレも含みますのでまだご鑑賞されていない方はそちらも含めて読んでいただきたく思います。

1.あらすじ

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ジャングル奥地に捨てられた人間の赤ん坊のモーグリはクロヒョウのギーラに助けられ、母親の代わりであるラクシャに育てられる。オオカミの一族と一緒に日々を過ごすモーグリだが、身体能力で比べると自分が劣ってしまう中道具を使うことでギーラに怒られてしまう。そんなある日、人間に深い恨みを持つシア・カーンがジャングルに戻ってくる。

シア・カーンはモーグリを襲おうと考えているが、オオカミの群れが彼を守ろうとする。しかしその努力もむなしくリーダーであるアキーラは殺され自分たちの縄張りをシア・カーンに占領されてしまう。

ギーラがモーグリを人間の村に送っている途中、シア・カーンが襲い掛かってくるが命からがら逃げのびることに成功。その際ギーラとはぐれてしまったモーグリは森の中で冬眠に必要なはちみつを集めているバルーと出会う。そこで人間の村へ行くことを延期させたモーグリはしばらくの間、バルーと過ごすことにする。しかし数日後、ギーラが追いつき人間の村へモーグリを届けるという。また、落とし穴にはまった像を助けるシーンも。。。

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すると次にモーグリがサルにさらわれてしまうシーンに。サルの王様のキング・ルーイはモーグリが人間であるが故に【火】を欲している。【火】は動物たちの間で【赤い花】と呼ばれており、その脅威はすごい恐ろしものとなっている。キング・ルーイとの死闘の中でアキーラが殺されたことを知ったモーグリは怒りのままシア・カーンに復讐することを誓う。人間の村に向かい赤い花である【火】を入手しシア・カーンの元へ。途中でわかることだがモーグリの父親はシア・カーンに殺させており、その時に受けた傷がシア・カーンをここまで駆り立てた要因となっている。最後はギーラに禁止されていた道具をふんだんに使い、シア・カーンを倒すことに成功。

火が森に回っているのだが、以前助けた像が川を作り火を消化して森を作ってしまう。最後はモーグリも森に戻り平和な日々を過ごすのであった。

2.考察とネタバレ

まず、物語序盤でモーグリが道具を使ってギーラに怒られているシーンですが、のちの流れを考えると最後は人間の村に返すことを決めて居たっぽいのでそこで道具を使わせないというのはどういう意図があるのか不思議に感じました。また、アキーラがシア・カーンに殺されるシーンですが、シア・カーンがアキーラを殺す意図も、アキーラが簡単に喉元掻っ切られて死んでしまうことの少し納得がいきませんでした。シア・カーンがモーグリを殺したい気持ちとしては目の傷を負わせた息子がモーグリだと知っていたからでしょうか?それとも平和の契り?的なシーンでにおいで気づいたとか?というところで納得ができない部分がありました。

また、キング・ルーイがモーグリにひたすら【火】を渡せといっていましたが、キング・ルーイほどの頭があればモーグリが火を持っていないこと、そもそも人間から直接奪うことが可能なのではないのか?と思ってしまいました。

最終、シア・カーンが倒されるシーンですが罠がバレバレでこれでやられるのか?と思っていましたが、そのまま倒されてしまいなかなかあっけなくやられてしまうのだなと。少しショックな部分もありましたが、モーグリの道具の発想にびっくり。なぜそこまで道具の作り方が分かったのかが腑に落ちませんでした。

3.感想

原作を見ておらず、今回実写化ということで映画の方を鑑賞しましたが、ん?とか、なんでこーなの?などが多く大人向けのストーリー重視というよりかは、動物のリアリティさ、CG技術に焦点を置いているように感じました。

内容も、家族愛・友情・親子愛様々な愛の形が登場しているのに、映画というものの性ですが、二時間ほどで納めないといけない。ということで中々難しい部分もあったのかもしれません。

その中で、ここまでの映像技術。動物のリアリティさ。主人公モーグリを演じている方の演技力などは見ていて苦にならず。しっかり見通すことができました。

4.まとめ

今回は映画【ジャングルブック】の記事を書かせていただきました。実写化の映画ということでかなり期待値をもって鑑賞しました。前述したとおり、ところどころ腑に落ちない部分もありましたが、楽しめました。記事を書いていて、足らずのところもあると思いますが、ご了承お願いします。最後までありがとうございました。


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