アメリカの社会問題〜ホームレス問題
こんにちは。「50歳からのニッポン脱出計画」木村真治です。
このタイトルは何!?という方は良かったらこちらの自己紹介をお読みください♪
引き続き寒波のシアトルオリンピアです。
今日は寒波に関連して、アメリカの社会問題で、今年の大統領選挙選挙にも関係するホームレス問題について書いてみますね。
実はここオリンピアは非常にホームレスが多いです。
なぜかというと明確な理由があるんです。多分その理由を知ると驚くと思います。
日本人の感覚だと、ホームレス状態の方は人口に対する比率も少なく、孤立、高齢者問題と同じ文脈で語られる事が多いと思います。
しかしアメリカでは、労働人口層や家族単位でホームレスになる事も多く、その人々がワシントン州にいるのです。
1.最新ニュース〜ホームレスの為のシェルターを増設
2.なぜワシントン州はホームレスが多いか?
1)そもそもワシントン州ってどこにあるの?
という所から確認していきましょう。
こちらの地図の通りで、アメリカの西海岸のカナダに隣接する場所にあります。
シアトルから車で2時間ほどで、カナダのバンクーバーに行けます。
緯度的にはかなり北に位置していて、シアトルで札幌市と同じ位です。
じゃあ、ものすごく寒いし、雪も降るのでは?と思われるでしょうが、実は暖流の影響で真冬でも最低気温は0°最高気温10°くらい。
(この気候がホームレス問題のポイント①です)
2)民主党が強い州
こちら前回大統領選挙での各州の結果ですが、ざっくり言うと、西海岸と東海岸は民主党(Democratic party)が勝利しています。
参考までに共和党はRepublican partyです。
この民主党が強い州という事がホームレス問題のポイント②になります。
詳しいことはまた書きますが、民主党は伝統的に大きな政府、国際協調、移民優遇と言った特徴があります。
オバマ大統領の時にオバマケアという皆保険のような制度導入をしたように、税収を弱者救済に使います。
という中で、ここオリンピアは、
①気候も冬はそれほど寒くなく、夏もそれほど暑くない。
要するに路上生活できる気候ということ。
②その上、民主党の強い州の州都なので、手厚いサポートが期待できる。
ということでここはホームレスが多いという事です。
これが今回の大寒波でとても危険になっているので、財政出動してシェルターを増設したということになります。
でば、なぜアメリカではホームレスが多いのかという問題はまた書きますね。
ということで今日はこの辺で。
では〜!
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