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音楽が好き。

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音楽についての記事をまとめました。 音楽との向き合い方から、出会った音楽のこと、プレイリストなどをご紹介していきます。 推しはYOASOBIとSixTONES。ボカロも好き。 新… もっと読む
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記事一覧

再生

SixTONES結成9周年に寄せて

本日5月1日は、SixTONESの結成9周年の記念日。 記念すべき結成10年目の年が「こっから始まんだ」の日です。 昨日フラゲした12thシングル「音色」は、SixTONESの辿ってきた奇跡のような軌跡と、飾らない眩しい今と、果てしなく広がる未来をぎゅっと詰め込んだような作品でした。 SixTONESがこれまでに奏でてきた音色は、どれひとつ欠けても「今のSixTONES」にはなり得なかった。 そう思わせてくれた、これからもずっと宝物になりそうなCDです。 いつだって、「今」がいちばん素敵で最強だと思わせてくれるSixTONES。 毎回、彼らにとってこれはまだ助走に過ぎないのかもしれないと思わせてくれるSixTONESが大好きです。 これからも、その6つの音色が輝き響き渡っていくことを祈って。 結成9周年、おめでとうございます!!!!!!

ヨルシカの「晴る」と、アニメ『葬送のフリーレン』に溢れる愛。

こんにちは。桜小路いをりです。 先月の下旬、第一期最終話が放送されたアニメ『葬送のフリーレン』。 Amazonプライムで見返して、その余韻にひたひたに浸り終えたので、今日は第2クールのオープニング主題歌、ヨルシカの「晴る」について綴っていきます。 まだ他の方の考察や解説を読んでいないので、この記事はあくまで、今の私の感想と「晴る」の捉え方として捉えていただければと思います。 「素敵なアニメをありがとうございました……!」という想いも込めて。 ぜひ最後までお付き合いく

「こはならむ 1st ワンマンライブ〜あなたに届けたかった〜」ライブ感想

こんにちは。桜小路いをりです。 3月20日、歌い手のこはならむさんの1stワンマンライブ「あなたに届けたかった」に参戦してきました。 場所は、有楽町の「I'M A SHOW」。 「“1st”ワンマンライブは1回しかない!」ということで、らむさんの晴れ舞台を見届けることができたこと、とても嬉しかったです。 今回は、ライブレポートというには少し拙い感想を書いていきます。 ぜひ最後までお付き合いください。 「顔出しなし」だからこその演出 大好きな曲について語る前に、ま

「それがあなたの幸せとしても」/歌って、はじめて気づくこと。

こんにちは。桜小路いをりです。 私は、noteで音楽についての記事をよく投稿しています。 自分なりにじっくり聴いて、耳から流れ込んでくる曲の中から、心に残った欠片を掬い取るような気持ちでいつも記事を書いているのですが、最近、ちょっとそのスタンスが揺らぐ出来事がありました。 事の発端は、「プロジェクトセカイ」のユニット「25時、ナイトコードで。(ニーゴ)」のアルバムが発売されたとき。 中でも、「それがあなたの幸せとしても」のカバーを聴いて、オリジナルにはなかった間奏のコ

「頑張れ」の重さを、知っているひと。/SixTONES 「THE VIBES」

こんにちは。桜小路いをりです。 先日、SixTONESの4thアルバム「THE VIBES」がリリースされました。 全曲レビューなどはもっと聴き込んでから出したいと思っているので、今日は、このアルバムから私が感じたことを少しだけ。 私は、SixTONESの曲の中でも、特に「エールソング」がすごく好きです。 「Good Luck!」とか、「Sing Along」とか、「NEW WORLD」とか、「光る、兆し」とか、「こっから」とか。 どんな曲を流し込んでも心に響かない

「歌う人」と「歌われる曲」の間にある「必然性」が好き。

こんにちは。桜小路いをりです。 今回の記事は、私がふと「あっ、これだ!」と思った気づきをそのままタイトルにしました。 私はもともと音楽が好きなのですが、「この曲がすごく好き」の先には、必ず「どんな人が歌っているんだろう」という気持ちがやって来ます。 それは、別に細かなプロフィールでなくても構わなくて。 例えば、「どうしてこのお名前なんだろう」とか、「どんなきっかけで活動を始めたんだろう」とか。 ほとんどプロフィールを出していない方でも、「この曲の前はどんな曲を作ったり

花譜 「狂想」 全曲レビュー/狂おしいほどの想いが、零れぬように。

こんにちは。桜小路いをりです。 今回の記事は、神椿のバーチャルシンガー・花譜さんの3rdアルバム「狂想」の全曲レビューです。 全曲の作詞作曲をカンザキイオリさんが担当されており、「狂想」というタイトルの通り、狂おしいほどの想いが溢れた作品になっています。 ぜひ最後までお付き合いください。 「そうぞうりょく−Instrumental−」 鐘の音から始まり、美しいコーラスで展開していくアルバムの序章。 何かが始まる予感、神聖で厳かな雰囲気の中に、どこか切なさや悲痛さも

SixTONES「CREAK」全曲レビュー/新たな魅力を、ノックするとき。

こんにちは。桜小路いをりです。 今回の記事は、SixTONESの11thシングル「CREAK」の全曲レビュー記事です。 アルバム「THE VIBES」の発売、ライブツアー「VVS」を来年初頭に控えるSixTONES。 彼らの2023年を振り返るような気持ちで、読んでいただけると嬉しいです。 ぜひ最後までお付き合いください。 表題曲「CREAK」 ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」の主題歌。 解禁されたとき、あまりにも好みのど真ん中に突き刺さって、しばらく抜けません

私の「冬うた」プレイリスト(2023年版)

こんにちは。桜小路いをりです。 昨年に引き続き、今年も「冬うた」プレイリストを組んでいきます。 今年はボカロ多めになっていますので、昨年のプレイリストと併せて、お楽しみいただけますと嬉しいです。 ぜひ最後までお付き合いください。 La Mort 「Noir Neige」 今年の「冬うた」プレイリストも、まずはこの曲から。 アイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のシャッフルユニットの楽曲です。 歌声のバランスとダークな雰囲気の曲が好みのど真ん中過ぎて、寒く

ドキッとする「体言止め」/YOASOBI「アイドル」から紐解くテクニック

こんにちは。桜小路いをりです。 今日は、私なりの文章のテクニック、「体言止め」の扱いのお話です。 ひよっこの私が畏れ多いのでは……という一抹の不安はありますが、メガヒットのYOASOBIの「アイドル」の力も借りて、ご紹介していこうと思います。 ぜひ最後までお付き合いください。 YOASOBI「アイドル」と「体言止め」 文末を名詞で締める「体言止め」。(この一文がまさしく「体言止め」ですが。) 私は、「体言止め」って、すごく読み手をドキッとさせる表現の仕方だなと思い

YOASOBI「勇者」/『葬送のフリーレン』と共に歩む旅路

こんにちは。桜小路いをりです。 最近、アニメ「葬送のフリーレン」にひそかにハマっています。 流行りのアニメはいつも後から追いかけるタイプなのですが、今回ばかりは1話から毎週視聴しています。 私に「葬送のフリーレン」を見るきっかけをくれたのが、オープニング主題歌のYOASOBIの「勇者」でした。 今回の記事では、「葬送のフリーレン」のお話に触れつつ、「勇者」という楽曲について、私の想いを綴っていきます。 約5000文字の長い記事になっていますが、旅は道連れ世は情け、この

ハロウィンの「おとも」の音楽たち。

こんにちは。桜小路いをりです。 ハロウィン一色の時期になると、あちこちのお店が紫やオレンジで彩られて、無性に心がそわそわと浮き立ちます。 ハロウィンパーティーも「トリック・オア・トリート」と言い合う人もいないけれど、ほんの少しハロウィンを楽しみたい! ということで。 今日は第一弾として、ハロウィンをモチーフにした素敵な音楽たちをご紹介していきます。 ぜひ最後までお付き合いください。 Junky feat.鏡音リン「Happy Halloween」 「ハロウィンと言

私の「秋うた」プレイリスト(2023年版)

こんにちは。桜小路いをりです。 先日、朝起きてぼうっとしていたとき、窓から吹いてきた涼しい風に、思わずはっとしてしまいました。 長袖のブラウスやカーディガンを引っ張り出してきて、そろそろ新しいジャンパースカートが欲しい……なんて考えながら、慌てて秋支度をしています。 ということで、今回は「秋うた」プレイリストのご紹介です。 夏がゆるやかに終わり、秋が深まるまでの季節の移り変わりを、時間経過と共に、プレイリストに落とし込んでみました。 ぜひ最後までお付き合いください。

初音ミク「16歳」のお誕生日に寄せて。

こんにちは。桜小路いをりです。 本日は、ボーカロイドの初音ミクちゃんのお誕生日です。 なんと、今年は、設定年齢「16歳」のミクちゃんの「16周年」の年。 本当におめでとうございます! ボカロを熱心に聴き始めて、約数年。 ボカロファン、と言うにはまだ新参者ですが、それでも。 その間、私は何度もミクちゃんの歌声に、心を救われています。 ボーカロイドであるミクちゃんと、ミクちゃんにご自分の歌を託すボカロPさん。 その間にある不思議な絆のようなものも、すごく素敵で。 「初音ミ