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【キャリア相談】 次に何をやるか見つからない (24歳・アルバイトTさん)

三重県 四日市市 にお住いの24歳のアルバイトTさんから頂いた相談を紹介します。

近鉄四日市駅近くの居酒屋「餃子酒場ゴールド」でキャリア相談を頂戴しました。


まずは餃子を「梅サワー」でさっぱりと。


最後は四日市の名酒「宮の雪」で四日市を満喫しました。

昨年から生活のため、このお店でアルバイトをしていますが、
次に何をやるか見つからないまま半年が過ぎました。何かヒントがあれば教えてください。

24歳・アルバイトTさん

【私ならこうする】

「何をやるか見つからない」と言うことは
アナタは「何もやりたくない」のではなく
「何をやるか見つけたい」と考えている状態だと思います。
 
以前にもお伝えしましたが、
私はこの「たい」こそが生きるうえでのエネルギーだと考えます。
この「たい」さえあれば その先を見つけるのは意外と簡単です。

「たい」のフィールドを広げる

視点や視野を広げると「たい」のフィールドが広がります。
【「たい」のフィールド その1】
まず「たい」の種類です
・〇〇を達成したい
・〇〇を手に入れたい
・〇〇がしたい
・〇〇になりたい
・〇〇で貢献したい
 
次は「たい」の対象です
・自分のために
・誰かのために
・組織のために
・地域のために
・国のために
・地球のため人類のために
 
【「たい」のフィールド その2】
日々の「仕事」を通じて「たい」を叶えることも出来ます。
 
ちなみに「仕事」の意味を広辞苑で引くと
する事。しなくてはならない事。」 
用例として「針 仕事」と出ています。
 
その意味で、仕事に対する概念を
仕事 = 有償の仕事 + 無償の仕事
と捉え直すと、仕事の領域で「たい」のフィールドが広がります。

宮沢賢治の「たい」

宮沢賢治は「雨ニモ負ケズ」の中で
心の中の「たい」を次のように表現しています。
 
(前段省略)
東に病気の人があれば行って~して
西に疲れた人があれば行って~して
南に死にそうな人があれば行って~して
北に喧嘩をしている人があれば~してあげる
 
でくの坊とよばれ、ほめられもせず、苦にもされず、
そういうものにわたしはなりたい
 
 さらに
宮沢賢治の実弟 宮沢清六氏の著書「兄のトランク」を読んでいると、宮沢賢治という人が心に抱いていた観念が(私なりに)理解できます。
 
宮沢賢治という人は、次のような思いで生きていきたい
と思って生きてきた人ではないか・・・・と。
 
【私の解釈】
賢治は、答えのない苦渋に満ちたこの世の中で、
成就されないかもしれないけど、それでも「永遠の理想」に向かって行きたい
本当の幸せ」は、手にするものではなくて、「たい」に向かって進むことだから。

心の「たい力測定」、体の「体力測定」

幸せって、100人100様 の自己満足かもしれません。
 
それでも私は「たい」との出会いを薦めます
心の中に「たい」がたくさんある人は皆さん元気だからです。
 
自分の心の中にいくつの「たい」があるか
時々、体の「体力測定」と併せて 心の「たい力測定」をしてみませんか?
 
アナタの輝く未来のために!

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