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何か起きろ。

僕は写真をやっていて常々思っていることがある。
「何か起きろ。」
何かには、事件や事故も含まれる。最低だ。
しかし、そんな簡単に事件や事故が目の前で起きても困るし、起きてほしくはない。でも、ただ日常を写真に収めるだけでは飽きてしまう。

SNSでこんな投稿をよく見る。
「目の前で事故!やばい!」動画が付いている。
その投稿のコメントにはテレビ局が動画を使いたい旨のコメントが多くある。

報道の現場にプロカメラマンが出向く時代は終わったのだ。
その場にいるスマホを持った人が出来事を全国に伝える時代になっている。
そしてそれをマスコミが購入や借用、引用して報道する時代になった。

そんな時代にドキュメントの写真は何を取ればいいのか。
何か起きるのを待っているのでは到底間に合わないし、現場にいる人に負ける。
あえてどこかに出向いて、自ら何かを見つけて撮影する必要がある。

「何か起きろ」が「何か起きるであろう場所に行く」に変わらなければならないし、変えなければならない。

阪神の糸原は「事起こし」と言われてますが、我々が何かことを起こすには人になにか訴えかける作品を作り、発表し人に知られなければならない。

ヤクルトが最下位になりそうです。
やばいです。七夕の短冊に書いたのできっと大丈夫です。


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