同級生

中学の同級生から連絡をもらって、飲みに行った。

数年前に「京都のライブハウスで働いている」と言っていた彼は今、西陣織を織る職人さんらしい。三味線をやっていて、今年の10月には三味線の名取試験を受けるそうだ。

わたしの記憶では、彼はギタリストだった。

チェロを習っていると言うと珍しがっていたけれど、彼のほうがよっぽど面白いことをしていると思う。

中学在学中にはほとんど話したことが無かった。
それでも、大人になると(そして京都という共通項もある)たくさん話すことがあるんだなぁ。

京都は狭い。
わたしの交友関係が狭いだけだと言えばそうなのだけれど、狭い。
そういうところが窮屈であり、いいところでもある。

これからの時代のテーマは、古いと新しいの融合だと考えている。
京都にはそれがある。
そんな京都に、早く住みたいなぁ。

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