議論の効率化について

なにか仕事を進めるという上で、議論の効率化というのはいつも悩みの種です。
特にこの忙しい時代で、人は議論が長引くとイライラしたりします。

じゃあ、そもそも議論を長引かせてしまうものってなんなのか。

個人的には二つあるんじゃないかと思っています。

①予想していない論点/観点が出てくること
②脱線してしまうこと

これが起きてしまう原因として、

①議論設計の時点での論点/観点だしが甘い
(だから議論中にこれは?あれは?となって、議論が本筋に行けない)
②時間管理が甘いため、脱線してしまう
(そもそも時間を設定していないと、どれだけ伸びても基準がないから修正できない)
③ゴール設定(どこまでいったらそのアジェンダは終わりなのか)が甘いため、結論をどう出したらいいかわからず必要のない議論をしてしまう

ことだと思います。
つまり、ゴール設定 / 時間設定・管理 / 論点だしの3つを行えば、議論が伸びないんじゃないかと体感地として思っています。

これをいかに事前に綿密に行ってくるかが議論を効率的に進めるためのキーだと思っています。

特に論点出しについては、

・事前にアジェンダ内容に関する思考を共有して、意見してもらう
・いろんな人にヒアリングなどをして観点を網羅する

などの取り組みを行うことで、不必要なコミュニケーションを産まなくて良くなります。

そもそも議論でゼロベースで論点を扱うことはとても時間がかかってしまい、無駄なコストです。
なので議論は、ある程度思考されたたたきがある中で、それに対して意見をして改良したり、多くの人の意見を加えた上で意思決定を行う場として機能させる方が効率的です。
(オンライン上での議論は好きなタイミングで参画できるのに対して、ミーティングは必ず全員が一つのことに対してコミットしなきゃいけない分無駄が多くなりやすい)

そういう意味で、上のような工夫を行うことは、誰に取ってもストレスフルにならない議論を埋めるのではないかと思います。

実践あるのみですね。。。がんばりましょう!

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