夫に勝てる気がしない
ほんっとに恥ずかしいんですよ。
とあるリーズナブルな寿司屋に家族で行ったとですよ。
夫と、上の娘一家(その夫、そこの子3人)と下の娘とね。
家族なので座敷席。
で、板さんが注文伺いにきたのですね。
きっぷよく
「好きなもの言って~♪」
と主であるあたしが言ったらすかさず夫が
「マリちゃん!」
ちょ~、家族はもとより板さんも反応に困るだろ!
ほんっと恥ずかしい。
一時河合隼雄さんの本を読みまくってた時期があるんだが
そのなかで、どんな話の流れだったか忘れたけれど
「欧米では、壇上で『これから世界一の美女を紹介します』って出てくるのはよぼよぼのその人のしわくちゃの奥さん、って平気である」
てあったけど、ほんとにそうなのね。
人前とかではなく、二人きりのときでもそう。
夫は一定の歩数を歩くことを日課にしているのだが
先日、かれの散歩が終わったあとにわたしがある地点から「迎えにきて~♪」と言い、落ち合った。
日課の倍以上の歩数になってしまったから
「ごめんね~」
と言うと
「全然!日課の歩数は日課であって、マリちゃんに会うのは喜び。喜びを優先するに決まっている!」
って、聞いててこちらが恥ずかしいんですけど。
しかも、それを本気で言ってるのだからスゲー。
勝てる気がしない。
いや、勝たなくてもいいけど。。。
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