見出し画像

伊豆長岡温泉お散歩市活動記録

やっとひと段落!そして、また9月のイベントに向かって走り出す!それがとりあえず11月までは続くということが約束されているわけだが、直にまちづくりに触れ、地域の人々と話すという行為は、自分がいま誰のために何をしているのかを客観視できる機会を与えてくれるなと感じ、細かい表現や気遣いは、あれでよかったのかとかもうちょいああすればよかったかもしれないとか反省点は多いので、次回にはそこを乗り越えられるように書き留めておかないと。そんな気分。

前置きというか感想はここまでにして、本題に入りましょう。

210711_伊豆長岡温泉場お散歩市

今回、大学の研究室で出展させてもらったのは、伊豆長岡温泉温泉街で5年前から始まった地域主体での週末イベントで、はじめは南山荘という廃業してしまった旅館の利活用を目的に、旅館の前の空間だけを使ってイベントが開催されました。年々出展者が増加し、今では日曜日の9~12時で温泉街のメインストリートである出逢い通りの一部を道路占用し、50近い出展者が集まってイベントが行われています。コロナ禍ということもあって、消毒や換気などの配慮をしつつ、市内市外問わず多くの方々で賑わいが創出されていました。この表現が正しいかはわからないが、こんなに地域や地域の周辺に人が潜在的に存在したんだということに驚きというか安心というか不思議な感覚になりました。

■温泉駅 サテライト研究室展示

実際に、研究室として何をやったのかについてですが、端的に言えば、今後ここ温泉駅をどのようにしていったらいいと思うかということをお散歩市に来てくれた市内住民や市外住民、関わりのあるみなさんに意見を聞くというのが趣旨です。ただ、何もないところからみなさんに「これからここ、どうしていったらいいと思いますか?」なんて聞いたところで、突然すぎて話が進むわけもないので、学生なりに下調べをして、ここにこんな場所があったらいいかもしれないなというアイデアを既に実装されている事例とともに20〜30案(今回は28案)のアイデアカードを提示させて頂いて、それを元にいいと思ったものに投票してもらうというワークショップを行いました。

ここで、私たち学生も注意しておかないといけないのは、このワークショップに提案した案がそのまま将来像になるということではないということです。あくまで地域の意見を聞くことが主であって、提案を絞るという目的は基本的にないわけです。

なので、各提案も複合的なものではなく、足湯カフェとかブックセンターとか、その提案の軸がわかりやすいように上手い具合に具体化されています。個人的には、この具体化するところが難しかったなと思っています。解像度の調整は経験値が必要な部分だと感じているので、なおさらでした。

今回のテーマは「地域生活」と題して、温泉駅周辺に住んでいる方々、訪れる方々を思い浮かべながらアイデアカードを作成していました。

次回は9月。
テーマは「健康」。温泉街や伊豆半島の中核病院を資源として、また色々なアイデアカードを作成していきたいと思います。

画像1

画像2

画像3

■温泉場お散歩市 <出逢い通り>

こちらは、私たちが直接関わっているわけではないので、ちょこっと感想を残しておきます。

出逢い通りの方は、お散歩市開始当時から少しずつ範囲を広げてきた場所で、初めに少し話したが、最初は南山荘という廃業してしまった温泉旅館の前の部分を利用した小さなまちづくりだったそうです。

これが、継続的に活動していく中で規模大きくなり、今では一時的な道路占用によるホコ天を作り上げています。様々な出店者さんがテントの下にお店が出していたり、キッチンカーが入っていたりと賑やかな道路空間が出来上がっていました。また、モバイル足湯という動く足湯がプロジェクトとして配置されてもいて、温泉街ならではの場所が生まれていました。

今回は7月ということもあり、熱い中で子ども連れを中心に数が減っていたらしく、熱い夏に合わせた涼しいアクションを考える必要があるなと思いました。実際に打ち水や高校生の甚平/浴衣が散見され、夏休み感が溢れてはいたものの、出店数が満杯に近いということもあって、ごちゃごちゃ感が少し強いなと思ってしまいました(もちろん、そのごちゃごちゃ感が賑わいにもつながっているのですが)。8.9月と熱い日は続くので、良い案があれば提案していきたいなとも思いました。

画像4

画像5

画像8

画像7

画像6



授業に追われて、気づいてみれば7月も最終週で、いつの間にかオリンピックも始まってて、慌ただしい。次回のお散歩市まで1ヶ月半なので、バンバン手を動かしていきたいところです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?