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現役高専生が入学して5か月の感想

こんにちは。現役高専生のしのめだです。皆さん高専をご存じですか?高専とは高等専門学校の略で、1961年、敗戦後の急激な工業化に対応するため、即戦力になる人材を育成するための専門的な知識を学べる学校を創設したことが始まりです。現在では全国に57校の高専があります。今回はそんな高専について具体的に何を学んでいくのか、課題は多いのか、高専に入ったメリット、普通の高校との違いや、高専に入って感じたことなど。順に説明していきたいと思います。

  • 何を学ぶのか

高専では機械系や電気系、情報系、化学系、建設系、複合系、商船系のように幅広くいろんな学科があるためそれぞれの高専によって学べる分野は変わってきます。
しかし電気系の中にも電気情報工学科や電気電子システム工学科、電子メディア工学科など様々な学科があります。各学科によって学ぶ内容も変わってくるので自分が学びたいジャンルにあった学科を探してみるといいでしょう。
高専には専門科目という教科があり、そこでは専門的な知識を覚えたり、実技系の授業をしたり、各学科にあった専門的な授業を受けることができます。1年生では、週に1回ほどこの授業があり、学科によっては課題が出たり、出なかったり…
どの学科にしろ、自分が学びたいジャンルのことが学べるのでとても楽しいのは事実です笑

  • 課題の量について

次は気になる課題の量についてです。
正直これも学科によってだいぶ左右されてしまうので、一概に多い、や少ないとはいいにくです。
自分の例で言ってみれば、僕は情報工学科なのですが、毎週レポートがでてます。レポートの内容については、大体の人は難しいと感じますが、実際多くの人が得意な人に見せてもらいながら毎週レポートをこなしているのであまり問題はないと思います。しかし毎週となればだんだんきつくなってきたりもします。僕の学科はほとんどパソコンでの作業になるので、学校のパソコン教室にほかの学科の人よりも少し早い時間に登校しなければならなかったり、大変です。しかし自分の家にパソコンがあれば話は別です。
高専では入学してすぐに学校用のマイクロソフトアカウントを作成するので、家のパソコンで学校用のアカウントにログインすれば、家でもかだいを進めることができるので、自分のパソコンは購入することをお勧めします。高専は前期と後期の2学期制なのですが(例外あり)、1学年の中で出されたレポートで1つでも未提出のレポートがあれば進級ができないなど厳しい面もあるので計画的に課題を進めることが大切です。
各教科の課題については担当の教官(先生)によります。
僕の学校ではほとんどの教科が課題はありません。

  • 高専に入学するメリット

高専に入学するメリットはズバリ圧倒的な就職率です。
高専の就職率はほぼ100%です。なぜここまで就職率が高いのか、それは学校に求人が来るからです。学校側が生徒を推薦し企業が高専生を取り合っていきます、それが就職率ほぼ100%になる理由です。
しかし、最近では高専生が自ら企業の情報を収集し自分の好きな企業に応募し、一般的な方法で就職活動を行う学生も増えているそうです。
もう一つのメリットは長期休みの長さです。
特に長いのが春休みです。余裕で1か月はあります笑
ここまで春休みが長い学校はあまりないですよね笑
夏休みも他の高校と比べて2週間ぐらい長いです
課題も少ないのでめっちゃ楽です。

  • 普通高校との違い

普通高校との違うところはいくつかあるのですが、僕が入学してびっくりしたのは、一コマの授業が1時間半あることです。
なので午前中は2コマ、午後は日によって1コマだったり2コマだったりします。
1時間半の内訳は45分授、5分休憩、45分授業が基本だと思います。
担当の教官によってもっと多くの休憩をくれたり、休憩のタイミングが多少変わったりはあります。
しかし休憩があるのは座学だけ…
音楽や美術、実験実習、専門科目では休憩がなく、1時間半続けて行うのでちゃっと大変です。

2つ目は、学校でスマホが使えることです。
校内でスマホが使えない学校がほとんどだと思いますが高専では授業中以外ではいつでもスマホを使うことができます。
むしろ、授業でも使うことがあるので持ってこないといけないぐらいです。
自由に使えるので日常の写真も撮れるので思い出も写真に残すことができます。

3つ目はTesmsを使うことです
各授業の連絡などはTesmsで来ます。
急な予定変更や、つぎの授業での準備物、課題などいろいろな報告をTesmsで行います。
それ以外にも担任の教官や、各教科の教官ともTesmsで連絡を取ることできます。例えば、「電車の遅延で登校が遅れます」など、連絡しておいたほうがよさそうなことは、Tesmsで連絡をいれておくのが基本です。

4つめはアルバイトばできることです。
アルバイトができるといっても実際には長期休みだけです。
夏休みや春休みは学校に申請を出すと誰でもバイトをすることができます。
しかし、家庭の事情など特別な理由があれば長期休み以外でもバイトをすることができます。

  • 高専に入って感じたこと

高専といえばちょっと変わった人が多いみたいな偏見を持たれがちでですが、学校によっては全然そんなことはありません。
それぞれの高専で偏差値が全然違うからです。
公立中学校の定期テストで90人中40位ぐらいの人がいけるところもあれば、90人中5番以内でも難しいところもあります。
偏差値が低い高専では、学生は普通高校と変わりなく、学科によっては男女比は5対5の学科も全然あります。
あともう一つきおつけてほしいのが、ネットに書かれている高専の偏差値です。
大体は相応の偏差値が書かれていますが、たまに明らかに高く書かれた偏差値もあるので、偏差値を見て決めるよりも、実際に受験した人の声を聴くのが大切だと思います。


最後に
僕のnoteを読んでいただきありがとうございます。
今回は高専に入学して5か月の僕が高専についていろんな観点からまとめてみました。
noteの年齢層的にこのnoteは需要がないのはわかっているのですが、とりあえず文章を書く練習がしたくて高専についてまとめてみました。

初めてこのような文章を書いたので読みやすい文章ではないと思いますが、これからも投稿しようと思いますのでよろしくお願いします。






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