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東京カレンダーをこっそり立ち読みする

雑誌『東京カレンダー』が密かに好きです。

↑この「密かに」というところがミソなのですが、東京カレンダーが好きなこと、堂々と公言しづらいのです。

港区界隈のハイソな男女のバイブルとして有名な東京カレンダー。自分のような芋男子にとっては縁遠い世界観。本屋さんでも当然こっそりと立ち読みをします。

どうしても心に刺さって購入したいと思ったときも、レジに行くときに非常に緊張します。

おそらく成人雑誌を購入する高校生よりも緊張しています。
レジに出すときも、表紙を裏側にして出します。店員さんに、「あなたそんな顔してこういう路線に憧れてるのね」と思われてそうで。

それで、おそらくなんですが、東京カレンダーの読者層のペルソナはむしろ自分のような人間を想定されているのではないかと。
雑誌というのは、nicolaにしてもNON-NOにしてもCanCamにしても、ちょっと背伸びをして読む層を想定して作られていると、どこかで聞いたことがあります。

ただ自分にとっての東京カレンダーは、背伸びどころかパラレルワールドなわけですが。そう考えると、先程の「自分のような読者層を想定してるのでは」発言もだいぶ気恥ずかしくなりました。

これからも隠れキリシタンならぬ隠れ東京カレンダー立ち読み勢として、ひっそりと港区を夢見て生きていきます。


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