高齢化社会をやさしく、おもしろく。
先日スーパー銭湯の食事処で、かなり高齢のおじいちゃんが一人でハイボールとフライドポテトを食べていました。
もちろんそんな勇気はなかったけれど、出来ることなら向かいに座って一緒にハイボールとフライドポテト食べたかったなあと。
ふと、あのおじいちゃんが明日もあさっても、来年も10年後とかも銭湯でハイボールとフライドポテトを食べられる社会であればいいなと思いました。
(あのおじいちゃんの境遇は知らないのですが)つまるところ、高齢者の人が憩える銭湯みたいな場がちゃんとあって、孤独を感じなくて、そういったところに通えるくらいお金に困ってなくて、好きなもの食べられるくらい健康寿命が長くて。
「高齢化社会」というワードがネガティブなニュアンスでしか使われてませんけど、高齢者の人たちにとっては仲間がたくさんいて、若者にとっては希少価値が爆上がりして、良いことづくめな気がしますけどね。良いことづくめではないか。
いずれにせよ、歳をとってくのが辛いっていう風潮、あまり楽しくないなと。高齢化したら楽しみが増える世の中であれば、歳をとっていくことを世間全体としてもっと前向きに捉えられるのではないかと。そういう社会であれば、逆説的にもっと子どもも増やしたいなとなりそうな気もします。
「老害」じゃなくて「老明」みたいな言葉が流行る社会であればいいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?