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札幌子育てライターが行く!おすすめ公園編その1 車がなくても大丈夫「百合が原公園」前編

札幌で7人のこどもを育てているライターの横松心平です。子どもと行くおすすめの公園を紹介していきたいと思います。
第1回目は、百合が原公園です。

車をもっていないわが家では、なるべくアクセスしやすいことがお出かけの第一条件です。しかも、できれば列車がいいと言う子どもたち。

そこで、札幌駅からJR学園都市線で20分、340円の「百合が原駅」から歩いて行ける、百合が原公園に行きました。今回は、小学生2名と幼児の3人連れです。

いきなり盛り上がったのは、無人駅だったことです。「これなら、ホームによじ登って来れる」と言う小学生。ところが改札がまさかの「箱に切符を入れてください」形式だったので、さらにびっくりでした。もっとも、入場する時には、電子改札でしたが。

目当ての遊具に直行したのですが、結構な混雑だったのでほどなく、「世界の庭園」に行きました。こちらは、札幌の姉妹都市がそれぞれ設計した、いわば「ガチ庭園」でした。

日本風にアレンジされておらず、アメリカ、ドイツ、中国のデザインによる素朴でありながら本格的な庭園でした。

ミュンヘンの「ムンヒェナーガルテン」

シンプルで落ち着く、ドイツ式庭園です。

中央の草地が芝生ではなく牧草地なのがドイツ式

お花の大好きな5歳児は、トンボとりをしながら大喜びでした。ちなみに高校生以上は入場料が130円ですが、一見の価値ありです。

中国式庭園
細部にも中国人の手による書が使われています

ちなみにこの書の意味は、「ここの草も木もみな美しく健やかに繁茂し、職人の手で虎に飾りたてることは必要ないほどだ」とのこと。素敵です。

それから、世界の庭園の横には物語から抜け出してきたような本物のサイロが。この地にあったものだそうです。なるほどよく馴染んでいました。
地域の声によって残されたとのことで、ナイスです!

札幌軟石のサイロ

それから、百合が原公園といえば、花の中をゆっくりと走るリリートレイン。小学生以上 1回360円。廃食油を使ったバイオ混合燃料を使っているそうです。

実は、レールの形や木製の枕木は旧国鉄のものを使っているそうで、もしかしたらマニア的喜びもあるのかもしれません。

ちょっと1日では回りきれなかったので、次回、続きをレポートします。

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