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投球・フォーム

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野球の投球フォームや投球障害(肘・肩の痛み)に悩んでいる方や指導に悩んでいる方へ情報・知識を発信していきます
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記事一覧

投球時 胸の張り・肩最大外旋に必要な身体の動き

投球時の加速期(アクセラレーション期)に胸が張り肩関節の最大外旋がおこなわれ肩関節が180…

投球時 腕が遅れてしまうと腱板を痛める

投球時に肩関節・上腕は肩甲骨面上(ゼロポジション)にないといけません しかし、身体の開き…

野球・投球時の肘障害

野球選手の肘の障害は多く、肩や肘の痛みを訴えながらプレーをしている選手も多いです。今回は…

投球障害 インピンジメント

投球障害の肩インピンジメント障害は野球をやっているとよく耳にすると思います。今回 インピ…

肘を上げる時・トップ時に肘を背中側に引くのは意味がない

肘を上げる時・トップを作った時に肘を背中側に大きく引く選手がいますが投球の研究によるとTO…

投球時に肘の外反ストレスが強くなってしまうフォーム不良

今回紹介するフォーム不良はすべて肘の外反ストレスを増大させると言われています 1.体幹の過…

投球時に猫背になるとインターナルインピンジメントになりやすい

インターナルインピンジメント後コッキング期・加速期の肩最大外旋時に腱板の関節包面が後上方関節唇と衝突することをいいます 投球時に上腕骨と肩の関節窩の位置の乱れにより起こります なぜ起こるのか? インターナルインピンジメントは肩関節が外転挙上して水平伸展しなければ肩甲骨関節窩の後上方部と上腕骨の腱板付着部の衝突は起こらないとされています 投球時にインターナルインピンジメントがおこるのは肩関節の水平伸展(肩肘を背中側に引く動作)が増大しておこります じゃあボール投げれないじゃ

投球時に猫背になってはいけない理由2

投球時に猫背の選手はどのような影響を及ぼすかを前回は肩の可動域の影響について書きました。…

投球時に猫背になってはいけない理由

猫背はよくないと日常でよく言われますが、投球時に猫背がどのような影響を及ぼすのかを大きく…

なぜ肘が下がってはいけないのか?

肘が下がっている・肘を下げるなとはよく聞きますがなぜ肘が下がってはいけないのでしょうか?…

体重移動時に十分なタメを作れない選手の見方

体重移動時に右股関節に十分なタメを作る際には右股関節は屈曲しないといけない。右股関節を背…

足を上げた時の腹側からみた注意点

足を上げた際に基本となるのが右母趾に荷重がのり重心が腹側あることと、右母趾-左膝-頭の位置…

投球時 足を上げた時のポイント

投球時 大なり小なり足を上げます。それは野手であってもです。野手だと足を上げるというより…

投球時 後方荷重について

投球時 重心の位置を意識して投げる選手や指導者は少ないと思います。しかし、重心の位置が重要になります。重心の位置で投球フォームや力の伝わり方が全然違ってくるからです。 今回1番重要なのが重心が腹側・母指球側(前方)にあるということです!ここでは前方荷重といいます 今回は重心が背側・踵側(後方)にある後方荷重について解説していきます。 まずはなぜ重心が腹側にないといけないを簡単に説明しますと荷重が母指球にかかり重心が腹側にあると投球した際の重心の移動の仕方が腹側から投球方向に