立憲民主党はなぜ凋落するのか

ケンタはビジョンがないんだよなあ・・・
https://www.sankei.com/article/20230108-L2LJIFEEXZLN3AWSW7LG74ECOA/

ビジョンがない上に部下を活かせてない。政権奪取前の民主党は少なくとも多士済々のイメージがあった。そのくらい、党首以外の人材もイキイキしていた。最近、立憲民主党は枝野氏の頃から、党首しか目立たない。これでは党首の人物のサイズに党勢も限られてしまう。

リーダーは「大きな器」になることに徹し、部下たちを躍動させ、イキのよい部下たちを抱えるリーダーということで浮上する、という立ち上がり方が必要。後進を全然活躍させてない。器になろうとしなければ器はどんどん小さくなる。ケンタにはそれがわかっているのか?いないだろうなあ。

立憲民主党は、「枝野氏、立て!」の声から始まった党という特性から、党首が異様に強いというスタートを切った。ここで枝野氏が劉備のように部下の意見に耳を傾け、豪傑たちに活躍の場を与え、縦横無尽に暴れて、自分はその豪傑たちを収める器に徹していれば、立憲民主党は大きく躍進していたと思う。

ところが枝野氏のカリスマ性に議員たちも依存し、枝野氏も自分にカリスマ性があると勘違いしてしまった。人を容れるという側面が欠けてきているという指摘を聞いていたのだけど、残念ながらその側面が出てしまっていたのかもしれない。

ケンタは「若い自分なら、枝野氏ができなかったカリスマになれるかも」という根拠のない自信に裏づけられて立候補したのだろう。しかし党首になる機には敏でも、党勢を大きくするには党員が躍動する必要があること、それには何よりも党首が党員の躍動に驚き、面白がることが必要であることに。

ケンタは気づいていないのだろう。だから党勢があるように見える維新にすがりついてしまうのだろう。しかしそれでは前原氏と同じ轍を踏むことになる。前原氏は東京都知事がぶち上げた希望の党の勢いにすがりつくことで民主党を破壊した張本人。あ、そういえばケンタは前原氏と親しいか。

前原氏も、自分が目立つにはどうしたらよいかという点で卓抜していたけど、党員の力を活かす点で疑問符が百個くらいつく人物たったけど、残念なからケンタも似てる。自分しか目立てていない。しかも自分さえろくに目立てていない。

器に徹すればよいのに。党員の躍動を支える縁の下の力持ちになればよいのに。部下の失敗は自分が尻拭いする、よごれしごとに徹すればいいのに。西郷隆盛や大山巌的な、ひたすら部下を活躍させるリーダーになればいいのに。
でもまあ、リーダーになる前からその心構えを持っておかなくちゃ。

ケンタはこのままだと、民主党を破壊した前原氏と同じ轍を踏むことになる。誰か忠告して上げて。私は二十代の時に二、三度顔を合わせただけの関係でしかないから。

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