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B2Bプロセスエコノミーをテストしてみたい。

シンガポールから逆輸入の日本進出プロダクトAI COMMUNIS(AIコムーニス)社の「Auris(オーリス)」をモデルケースにさせてもらって、今回の記事を書いていきます。

最近、「マーケター高井がすべて担当してB2Bマーケティングを支援する株式会社」というふざけた名前の個人会社も立ち上げまして、その振り幅100%で、かなり真剣にB2Bのマーケティングや事業開発をガツっとハンズオンで力入れさせて頂いている高井です。

導入事例に鮮度を加える「プロセスエコノミー」

マーケティングで「導入事例」って、王様でコンテンツキングだと思うんですけど、比較的ずっと思っていたことがあって、鮮度が落ちるし、過去に起きた事象を取材をしたものになるので、型が決まってきちゃっているよな。というインパクトの小規模化と、エネルギーロスがあるというか、効率が少し悪いよなと漠然と思ってまして、もっというと直接的にマーケティングや営業に寄与できないかなと考えています。

プロセスエコノミーって、とある成果物の完成までの過程も含めて商品化してしまうというか、想いや過程に共感してもらってストーリー化することでプロセスに価値を付与する。みたいな2C向けのような、クリエイター向けのようなイメージがあるんですが、この概念は少し抽象度を上げるとB2Bでも転用できるよなと。

結果がまだどうなるかわからないリアルタイムの案件進捗を公開しながら、エンドユーザーや協力者を巻き込みながら進められないかなと思っています。

では、「B2Bプロセスエコノミーをテストしてみたい。」本題へ。

今、三菱UFJ銀行出身の起業家、鈴木さんがシンガポールで立ち上げたAI COMMUNIS(AIコムーニス)社の日本進出のお手伝いをしています。

AI COMMUNIS(AIコムーニス)社のボードメンバーは、CEOに鈴木さん、CTOはコンピューターサイエンス、芸術と工学で有名なアメリカ/カーネギーメロン大学教授のイアンレーン氏 、COOはigloohome創業者でForbesの2019年U30/30人選出のケニーウォン氏と豪華な布陣。

プロダクトは「動画の翻訳字幕」領域のAuris(オーリス)というサービス。

動画をアップロードすると英語、中国語、日本語、東南アジア地域言語に、文字起こしして、翻訳変換もして戻してくれます。

文字起こし/翻訳のDXマーケットは、欧米だと、ダブルユニコーンやユニコーン企業も続々出てきていて、つい最近だと話題のOpenAIの「Whisper」がローンチされたりと、ますます注目の領域です。

ザクっと書くと、特長は、

・英語/中国語だけじゃなく、細やかな東南アジア地域言語までに対応。

・すでに東南アジア圏で6万人ユーザーを獲得。
(6月で29,237人から9月現在で6万人の伸び率すごい!)

・3000人規模のクリエイターエコノミーをすでに構築。
(この意味と仕組みは後ほど説明)

・エンジェル/シードラウンドで、国内外の投資家/VCからすでに約3億円の資金到達済み。東京大学の高道さん/IBMのエバンジェリスト鈴木さんも顧問参画

・これから日本に本格進出。

・YouTuberのコンテンツや、日本映画コンテンツの翻訳などで、国内でも徐々に使われはじめている。
 (格闘家の堀口恭司さんの海外用コンテンツも手掛けてます!)

やらなきゃいけないことは、

端的にいうと、ユーザーの獲得なのですが、ゼロからチームをつくっているフェーズなので、

コンテンツ制作チーム、広告運用チーム、PRチームなどなど、協力体制の構築や、顧客候補の方々にまずは情報をリーチしなきゃいけないので、あらゆる意味で我々のチームとつながってくれる企業や人を求めているというフェーズです。

動画の翻訳字幕って、下記のような精度×リアルタイム性の掛け合わせニーズだと思っていて、

そいういう意味で、直近話題の「Whisper」なんかは、リアルタイム性でも、ストック性でもかなりニーズがあって、多少精度が微妙でも、なんとなく意味が伝われば良い。という場面も多いので、使い勝手が良さそうです。

OpenAIの「Whisper」の単語誤り率、日本語は6.4%。
この図でいう赤字の「何となく意味が分かればいい」ところが「Whisper」の現実的な活用箇所。

「動画の字幕翻訳」領域のAuris(オーリス)のカバー範囲

一方で、前後の文脈を踏襲した正確性の求められる翻訳字幕というのも確実にニーズがあって、フォーマルの場での通訳とか、映画とか、ドラマとか、正式なコンテンツ周りには文脈も踏まえた正確性が求められますよね。

最近よく思うのは、Amazonとかの商品説明なんかで、これ絶対中国製でしょ。っていう説明文ありますよね。

あれって、たぶん売上に直接影響がでる場所で、しっかり翻訳をやらないといけないところだと思うんですよね。

抽象度高く考えると、動画の翻訳字幕に置き換えても同じことが言える。

上部は翻訳精度が必要なフォーマルなコンテンツ

上記の図でいうと、リアルタイム性なら「通訳」ストック性なら「コンテンツ配信」みたいなところですね。ここは正確性の担保がキーワード。

YouTube動画にしても、映画にしても、研修動画にしても、意味が違って伝わってしまうと問題が多いのがコンテンツ。この辺りを海外の方にも内容をしっかりと伝えるためには高い翻訳精度が求められる。

端的にいうとAuris(オーリス)のカバー範囲は、右上のコンテンツ配信の翻訳字幕のところなんですよね。仕組みとしては、AIで9割の精度で翻訳したものを、人の手で正確に直す。という名刺管理Sansanさんの動画翻訳バージョンみたいなイメージをするとわかりやすいと思います。

で、何が新しいの?

前段で「3000人規模のクリエイターエコノミーをすでに構築。」という話を書いているのですが、これは東南アジア圏で3000人の翻訳者がいるという話です。

Auris(オーリス)のインターフェイス。現在は無料(2022年12月から課金開始予定)で利用可能。文字起こしと翻訳だけではなく、AIが「話初めと話終わり」のイン点アウト点を自動で付与。人の手を介した翻訳字幕の修正にかかる作業時間を50%削減する。

Auris(オーリス)をツールとして使いこなせる。かつ翻訳できる東南アジア在中のフリーランサーをすでに3000人抱えていて、そのエコノミーによって、英語や中国語はもちろん、細やかな地域言語にも変換できる。

その上で、翻訳のクオリティ担保は、AI COMMUNIS(AIコムーニス)社が担うという仕組みです。

こんな感じで、

1、ツールをフル活用すること
2、英語をハブにすること
3、3000人規模のクリエイターエコノミーを活用できること

これらの合わせ技で、納期までの倍速スピード、予算1/3圧縮、精度は人的翻訳レベルを担保。というアウトプットを繰り出しております。

CEOの鈴木さんは東大出身。銀行員時代の駐在歴も長くて、語学が半端なく堪能。ランサーズやクラウドワークスの文字起こし・翻訳領域でトップランサーという異色の経歴。起業家兼、翻訳家トップランサーというバックボーンも翻訳品質の担保という意味で効いてます。

これから日本進出なので、こんな方々を求めております!

・翻訳会社の方々で、動画字幕のビジネスパートナーを探している、または翻訳のDXに悩んでいる方々

・メディア関係者の方で、コンテンツを東南アジア、中国圏、世界へ配信していきたい方々

・グローバル展開していて、マーケティング動画、研修動画など既存のコンテンツを費用抑えて翻訳していきたい方々

・Auris(オーリス)の国内事業グロースにご興味のある方々

求む!イノベーター、アーリーアダプター!

動画翻訳字幕DXのイノベーションAI COMMUNIS(AIコムーニス)社の「Auris(オーリス)」はここからリリースも盛りだくさん!

動画・文字起こし・字幕翻訳・コンテンツの海外展開

このあたりのキーワードに少しでも引っかかった方はご連絡ください。

Webコンテンツもまだこれから作成って段階なので、まずはイノベーター、アーリーアダプターの感度の高い皆さんからのご連絡お待ちしております!

まずは私にご連絡頂ければ秒速で、打ち合わせセットします!

ご連絡はTwitterからお気軽にどうぞ!!

これから案件の進捗どんどん公開していく予定です。どうぞお楽しみにー

あ、プロセスエコノミーのより詳細を知りたい方は下記の本でどうぞ!わかりやすく書いてますよー(ステマではない)


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