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漫画表現は奥が深いという話

初めて、コマ割りや視線誘導、ストーリ運びに”技法”が存在していると知ったのはある漫画編集者のインタビュー記事を読んだ時でした。

あれから10年。
最近イラストのお仕事をしていてぶつかった、
含みを持たせる心象描写方法について
わかりやすくまとめられていたありがたい記事を拝読したのでシェアしたいと思います。


言葉を裏切っている顔(目)をわかりやすく描くのより、ぐっとキャラクターの内心に深みを与えます。


内容としては
表情を描かないことで得られる効果についての記事でした。

・含みを持たせる
・表層や額面でなく深層部分を匂わせる

といったところでしょうか。
「みなまで言うな」って感じの表現ですね。

他にも「無粋」「野暮」といった熟語が似合うこの表現方法は
記載がある通り確かに余白を大事にする日本的表現なのかもしれません。

海外にも映画や小説で解釈や考察をユーザーに委ねることがあったりしますが、
古来より”間”が常駐する文化は日本ならではですよね。
日本で発展した漫画にちゃんと日本文化が反映されているってちょっとほっこり…

ということで今日も”間抜け”に人生を”間違わない”ように間を大事にして日本人しようと思います。

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