見出し画像

命ちゃん成長日記7

 今日はシフトがオフだったので、朝からお姫様のお相手ができる。

 昨日の夜に美由紀ちゃんが帰ったせいか、命ちゃんのお腹が少しづつ治ってきた。顕著だ。

 私が動くとチョコチョコついてまわるので、エプロンのポケットに入れ掃除洗濯などをこなす。彼女も安心してポケットの中にいる。ちょこっとだけ顔を出して。

 暫くすると それに焼きもちを妬いたなっちゃんが私もそこに入りたいとせがむ。しかし黒姫様のサイズにはチョット小さすぎて無理だと判ると、今度はみこちゃんをそこから追い出す方向にシフトチェンジした。

 仕方なくエプロンをフローリングに置き、洗濯ばさみを使って大きな袋状にしてあげた。黒姫様も喜んでそこに潜り込む。掃除を終えてそれをのぞき込むと、その中に黒猫ちゃん二人とみこちゃんがネコ団子を作って寝ていた。

 静かなうちに色々と勉強をすることにした。PCルームでモニターに向かっていると、チビ姫様がご登場。お腹が減ったと鳴いている。

 薄めに作ったミルクをシリンジ(注射器)でのみ、まだ満たされないようなので離乳食を与える。つきママさんと黒ちゃん達は彼女が食べ終わるを待っている。1日に4から5回チビ姫様と一緒に食事をするせいで、近頃 こちらの三人さんもコロコロ体系になりつつある。

 食事目が終わると順番にチビ姫を嘗め回しに来る。チビ姫様もそれにこたえるように先輩たちを毛繕い。

 血がつながっていないのに、本当に仲がいい。

 そう言えば 今まで何匹も飼ってきたが、うちの中で「ふー」という威嚇や怒りの声を聴いたことが無い。自慢とかではなく事実なのである。

 その理由は私にはわからないが、みんな幸せで穏やかに暮らせれば何もいう事は無い。

 夕食後 セラミックヒーターの前にネコ団子が形成されている。

 ちょっとづつでも仔猫らしく動けるようになってきたチビ姫さん。このまま元気で成長してね。下僕兼パパはそれだけを祈っています。

 と言うことで、今日はここまでにします。読んで下さってありがとうございます。

私のようなものをサポートしてくださいましてありがとうございます。