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自他に思考の癖があることを前提に物事の本質について考える

前回、クリティカルシンキングの中の基本姿勢の一つである、「問い続ける」ことについてお話しました。今回は、クリティカルシンキングの中でも、「自他に思考の癖があることを前提に考える」という基本姿勢についてお話いたします。

人間は誰しも、「思考の癖」を持っています。その人が育ってきた環境や学んできた知識で「思考」が形成されるのです。つまり、環境が違えば、人によって常識や前提だと思っている事が違ってくるのは当然のことなのです。その前提が頭の中にあるだけで、他者とのコミュニケーションの取り方が変わって来ると思います。

さらに、他者の思考の癖を理解するのと同時に、自身の思考の癖を知っておくことも必要不可欠です。それには、自分自身の出した考えや答え自体に疑問を持ち、客観的な視点を持たなくてはなりません。

これらを繰り返すことによって、自他の癖も把握することができるはずです。

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