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家族がコロナで・・・3

■完結編

「絶対にコロナになっちゃダメ。ウチはお父さんが療養中だから」

外食を3年間していない家族がコロナになった。

社会人の息子からお父さん、お母さん。次つぎにコロナ陽性になりオタオタする3人。10日間のてんまつは。

①20代息子
自宅療養。ゾコーバを処方され2日目から熱が下がり食事もとれる状態。咳だけが残る。
自主隔離を貫くも家族全員陽性に。

②60代お父さん
入院してラゲブリオを処方。熱は38度6分。
2日目から熱が37度に下がり予想外に小康状態。
咳は7日間続いた。喉の痛みはすぐに消えた。
7日目に退院。
隔離されていたため足の筋肉が弱っていた。
10日目になっても鼻詰まりがひどい。しかし嗅覚と味覚は戻った。

③50代お母さん
お父さんを無事入院させてチカラ尽きた。
38度4分の熱に苦しむ。飲みこむ時の喉の痛さに驚いた。コロナにしてはまだマシなのかも。
入院中のお父さんのアドバイスで3日目からラゲブリオを処方される。5日目になっても喉の痛みと熱でぐったり。
8日目に平熱、喉もかなり良くなる。

■反省点
家庭内隔離を甘く見ていた。
知識とテクニックが足りなかった。

■個人的感想
コロナに感染したかも・・どこの発熱外来にする?
あれ。ウチ・・かかりつけ医がやってないよ?
この時点で発熱外来を選べる人もいるし、選択肢がなく困っている人もたくさんいます。

陽性になった、その後に押し寄せる諸問題。

自分が陽性?
それとも我が子?
お年寄り?

それぞれ対応がちがうから大変だ。
持病のある人、高齢者はドクターと入院できるか相談。
しかし、基本的に入院はイヤイヤな空気がすごい。
コロナ患者は一刻も早く帰ってください!
重体になってからね。救急車呼んで。
ほら処方箋あげる。

発熱外来すらやってない病院は、
「絶対来るなよ。電話してからだぞ。電話しても100%断るけどね」
電話に出る人の言葉の裏にこんな空気が流れています。
ひとりで3病院くらい断られるころには熱も咳もひどくなり心もポッキリ・・。一人暮らしの中年がここでギブアップしたらどうなることやら。

(死なない程度に苦しんでね、どうせ飲み会だの外食だのエンジョイしてコロナになったんでしょ?)

そんな。
そんな人ばっかりじゃないよ。
どこにも行かずに働いてるだけでも、コロナになるんです。真面目に学校行ってるだけの学生さんも、先生も。
会社と自宅の往復だけの社会人も。

官僚の皆さま、この3年間の学びとか改良点とか、ないの?

病院が余裕を持てるように国や厚労省や医師会で仲良く意見を出し合い、医療関係者が仕事をしやすいようにできないのでしょうか?
現場の医療スタッフにお知恵を拝借すれば良いのでは。そのくらいおばさんでもわかるけど。

やらないのかな。やってるつもりなのかな。

コロナ経口薬の補助を10月に打ち切る予定の地方自治体も多いそうです。
自分の命を守るために、家族の命を守るために
対策を練っておこう。絶対に感染しないという保証はないから。

そう心に誓ったのでした。

この体験が少しでもこれからコロナに感染する人の参考になりますように。

ノート初心者のレモンでした。

●画像をお借りしたクリエイター様へ
一言お礼をと、検索しましたが。連絡がつきませんでした。初心者なので探しましたが辿り着くことができないようです。
画像を使用させていただきます。
ご了承の程よろしくお願いします。




































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