クレイジーソルトは邪道

最近、「食べ物を塩のみで頂く」ことにハマっている。

今、コンビニを見渡しても分かる通り、味変の大海賊時代が訪れている。サラダチキンやガリガリくんなど、とにかく飽きのこない、豊富なラインナップが軒を連ねている。しかし、こんな時代だからこそ、あえて原点回帰で塩のみで食材を頂くということを始めてみた。

例えば、焼き鳥をタレではなく、塩で頂く。
鶏本来の旨味や、溢れ出る肉汁のジューシーさに耳ではなく、舌を澄ませてみるのだ。

するとどうだろう、口に入れた瞬間、鶏たちの声が聞こえて来る。「私はこういう鶏だ。私の魅力はここにあるんだ」と、鶏たちが訴えかけてくるように。

他人を色眼鏡で見るのではなく、無垢な心で相手に向き合うことで、相手の良いところ悪いところを理解ろうとする姿勢。

つまりはひとつひとつの食材の声に耳を澄ませてみる行為。それを軽やかにサポートしてくれるのが、塩なのだ。ぜひお試しあれ。

クレイジーソルトはそもそも食べたことがない。ハマっちゃうかも。

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