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古事記❗日本の神話❗前編

みなさん、日本の象徴「天皇」の存在について考えたことがありますか?

世界の地位の格付けを見てみると

1.皇帝
2.法王
3.国王
4.大統領
5.首相

となっていて、日本の天皇の格付けは世界で唯一の一番上の「皇帝」にあたります。

現在の天皇は126代目になります。
初代天皇「神武天皇」から続き、その歴史は
約2700年。
なんと紀元前から続き、西暦よりも長く続いています。

これも世界で最長です。


そんな「天皇」という存在がいる国。

それが私たちの住む日本です。


ではこの天皇とはいったい何なのか??
なにがそんなにすごいのか??

現在まで126代目とつづき、これからも続いていくであろうこの「天皇」
なんと実は日本の神話から続く天照大神という「神」の子孫なのです❗❗

さぁ、おもしろくなってきました❗

ここで今回紹介するのが
日本固有の宗教「神道」❗❗

その中の日本の神々の神話の物語「古事記」を紹介します❗

以前に、ユダヤやキリスト等、聖書の物語を紹介しましたがその日本バージョンになります。

それでは、我らが日本の神話。
前編、中編、後編と3つのnoteに分けて分けて紹介していきます❗


前編は「イザナギ」という神を主人公とした天地創造の物語から、伊勢神宮に祀られている日本の神の中の神。
天皇の祖先にあたる
「アマテラスオオカミ」(天照大神)
の誕生までを紹介いたします!!


さぁ、いきます❗❗❗❗❗❗❗❗





天地創造

この世は混沌が漂っていた
やがてその混沌は二つに分かれ、
「天」と「地」となった。
そこに姿を持たない神「別天つ神」に生まれ
 次に男女対の神「神代七世」が生まれる
その末子「イザナギとイザナミ」
彼らこそがこの国を創造した神である。

イザナギの物語

国、神産み


イザナギイザナミは、自分達より格上の姿を持たない神にこう告げられる。

「この天の沼矛で国土を固めよ」

天の沼矛とは、長い矛である。
それを使い二人は世界を混ぜる。

コロン、コロン

そうして最初にオノゴロ島という島ができた。二人はそこへ降り立ち、

イザナギ
「私の体には成長してもなお、余るものがある。」

と言い、対するイザナミ
「私の体には成長してもなお、足りない場所があります。」

と言って、
「それらを掛け合わせて子をつくろう」ということになり、数度の失敗の末、最初の子、今の「淡路島」ができる。

・・・ツッコミどころは満載ですが神話なのでこんなもんでしょう。笑
あまり深くは考えず楽に創造しながら進みましょう(笑)


淡路島の後もどんどん子(国)を産みます。
そしてついに、今の日本列島、国土が完成しました。
その後も二人はたくさんのを産みます。

山の神、海の神、岩の神、風の神、、、


そうやって今の日本の形のベースが出来上がります。

その後も神を産み続けるイザナミですが、火の神カクヅチを産んだとき、大きな火傷を負い、イザナミは亡くなります。
(イザナギは愛するイザナミを奪われた悲しみでカクヅチを殺します。)


死者の世界。黄泉の国へ


イザナギイザナミに会う為、死者の世界「黄泉の国」へ行きます。

イザナギは黄泉の国の扉の前でイザナミに言います。

「もう一度会いたい!」

イザナミは

「黄泉の国の神と交渉してきます。その間は決してその扉を覗かぬように


こう言われた後はお決まりです。

イザナギは覗いてしまいます


そこには黄泉の国でのイザナミの醜い顔があり、びっくりしたイザナギは逃亡してしまいます。

「覗いてはいけない」という約束を守らなかったイザナギに対して怒りを感じたイザナミは


「私はこれから毎日あなたの世界の子供を1000人殺していきます!」

といい、対するイザナギは
「では私は1500人の子供を産もう!」

と返し、この日から世界は毎日1000人死んでは1500人生まれるという日々が続きます。


触るな!と言われたらつい触ってしまう人間の本能や、
ダチョウ倶楽部の「押すなよ?」というくだり。

この黄泉の国の話が昔からあったと考えると、古代から人間の感性的なものは昔からあまり代わってないのかも知れません。

三貴士の誕生


黄泉の国から戻ったイザナギは黄泉の国での汚れを落とそうと池で、禊(みそぎ)をおこないます。

池の水を自信の体にかけると、あっという間に一帯が煙に包まれイザナギの体から様々な神々が産まれます。
(ツッコミたい気持ちは置いときましょう。笑)


その中で明らかに他の神とは違うオーラをまとった神が3体いました。
(性格には神をカウントする時は、1柱.2柱と数えるらしい)


その3体が
天照大神(アマテラスオオカミ)
素戔嗚尊(スサノオノノミコト)
月詠(ツクヨミ) 
三貴士と呼ばれます。


イザナギは

アマテラスに、神の国、高天ヶ原を
スサノオ
には
ツクヨミ
には夜の世界

をおさめさせることにします。
そしてイザナギは表から退き、これからはアマテラスを中心とした世界が始まります。


アマテラスの物語


天の岩戸隠れ


アマテラス、ツクヨミはそれぞれ与えられた場所をおさめていましたが、破天荒な神、スサノオだけは違いました。

「母さんに会いたい❗❗❗」

(イザナギの体から湧き出てきただけなのに、母さんとは誰なんでしょう)

と言って与えられた海を真面目におさめようとしません。当然の如く海原は毎日大荒れです。

痺れを切らしたイザナギは、スサノオを地上に追放します。

スサノオは姉のアマテラスに助けを求め、アマテラスのおさめる高天ヶ原へ身を潜めます。

ですが破天荒さは抜けず、アマテラスのおさめる高天ヶ原でも数々のイタズラ等を繰り返し、だんだんエスカレートしていきます。


この事を、アマテラススサノオ高天ヶ原に招き入れた自分の責任だと乱心し、
岩戸に隠れてしまいます。

これは天の岩戸隠れという、古事記の中で有名なエピソードになります。

アマテラスが岩戸に隠れてしまったことにより、世界は暗闇に包まれてしまい、世界の危機に直面します。

なんとか中から引きずりだそう。ということで

アメノウズメ(芸能の神)
オモイカネ(知恵の神)
アメノタヂカラオ(力の神)

等様々な神が協力し合い、最後は三種の神器の一つ、八咫之鏡を使い、アマテラスを岩戸の外に誘い、中から出すことに成功します。

こうして無事、ふたたび世界に平穏が訪れたのです。


この出来事の原因となったスサノオは神々達の協議の末、高天ヶ原も追い出され、地上に追放されます。

まとめ


今回はここまで❗
次回はスサノオを主人公として、地上、出雲に降り立ったところから話を進めていきます!


今回の天地創造から天の岩戸隠れまで、どうだったでしょうか??
なんだか適当なフィクションの物語、、、ってな感じに思うかも知れませんが、今現在の天皇、しっかりこのアマテラスの末裔なんです!笑

ほんとに不思議な話ですが、日本の天皇がすごいとか、歴史が古いとか言われている理由がこの「古事記」の物語にあるのです。


先ほど天の岩戸隠れの物語に、出てきた三種の神器の一つ八咫之鏡。
この三種の神器の継承も天皇が代わる時の儀式として今も行われています。

ここまででもだいぶざっと説明したので、「神道」「古事記」は調べるともっともっと細かなおもしろい話がたくさんあります❗

ぜひこの機会に気になった片は調べてみて下さい🙂


では次回の中編。
お楽しみに❗❗❗




読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️

このnoteを通して皆さんと一緒に自身の教養も高めていきたいと考えているので、なにか間違った知識等ありましたら遠慮なくコメント欄までお願いします🙇‍♂️



このnoteはある目標に向かって日々、勉強したことについつ更新しています。こちら↓にまとめてますので良かったらご覧くださいm(__)m


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