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緊急入院そして出産

マタニティライフを気ままに発信出来ればと思って、始めたこのnote。
前回の投稿から気付けば、半年が経ってしまっていました。

あっという間に、私のマタニティライフは終わりを告げました。

予定日より3ヶ月も早い約7ヶ月での出産でした。

結論

私のお腹の中にいた双子の赤ちゃん達は、
超早産ながら、無事に産まれてきてくれました👏
そして、それぞれのペースでしっかりと大きくなってくれています!!


昨年の10月、無事5ヶ月を迎え安定期に入りました。
その頃はまだこんなにも早産になるとは思っておらず、やっと安定期に入ったからと
初期から休職していた職場に顔を出したり、
呑気に暮らしていました。

胎動をしっかり感じられるようになったり、
性別が判明したり、
ぐんぐんお腹も大きくなり、
日々幸せを感じながら、出産に向けて少しずつ準備を始めた頃でした。

双子のため、頻度高めに1.2週間間隔で健診にいっていましたが、この頃から私の血圧が徐々に上昇してきていました。
気をつけないとと思いつつ、先生からの注意もなかったのでまだそんなに気にしていませんでした。

そんな中、12月中頃でした。
いつもの様にワクワクとソワソワした気持ちを抱えて健診に向かいました。
その日は、仕事の休みがとれた夫も一緒でした。
夫も久しぶりにエコーが見れると楽しみにしていました。

いつもの様に病院についたら、まず検尿し、血圧と体重を測ります。
そこで血圧が妊娠高血圧症と診断されるボーダーラインである、140/90を優に超えていました。

診察室に呼ばれるまで、胸騒ぎがしてすごく不安になったことを覚えています。
そして私の順番が来ました。
内診とエコーを終えた後、先生の深刻そうな顔を見て、さらに緊張が高まりました。

「妊娠高血圧腎症」

これが私に告げられた診断でした。
さらに重症度が高く、すぐにでも入院が必要とのことでした。

そこからは頭が真っ白になりながら必死で先生の話を聞きました。

そしてあれよあれよという間に、
翌日には大学病院に入院していました。

高血圧腎症に治療方法はなく
出産することが一番の治療のため
母体や赤ちゃんが危険な状態になれば
どんなに早期であっても出産するしかありません。

そこからは24時間点滴を投与しながら、
なるべく赤ちゃんたちがお腹の中で大きくなるまで、妊娠を続けられるように、安静に過ごすしかありませんでした。

1日でも長くお腹の中に居させてあげたいと
祈りながら毎日を過ごしていました。

そんな願いも虚しく、状態は悪化。

先生と相談の結果、26週6日での緊急帝王切開が決まりました。

出産前日の夜は、悔しさと不甲斐なさでいっぱいで、お腹の中の赤ちゃんにごめんねを伝えながら、たくさん泣きました。

結局ほとんど眠れず、手術に向かうことになりました。

手術中は先生たちに私たち3人の命を預けるしかありません。
産科、麻酔科、新生児科と何人居たか分からない程、たくさんの先生たちに囲まれながら手術は
滞りなく進み、ものの小1時間ほどで終了しました。

手術後の意識が朦朧としているなか、
赤ちゃんの安否だけが気になっていました。
「無事だよ」というひと言を聞くまでは生きた心地がしませんでした。

産まれてきた赤ちゃんは2人とも男の子で、
兄986g。
弟359g。
超低出生体重児です。

弟くんの方は、妊娠初期からなかなか大きくなれず、病院内でも歴代2番目の小ささだそうです。
大きくなれていなかった原因について、調べて頂きましたが、不明だそうです。

もちろん、3ヶ月も早く出てきた赤ちゃん達にとっては、ここからが始まりであり、戦いですが、
まずは、小さいながらも懸命に生きてくれていることに、感謝感謝です。

そんな双子も現在は、兄4000g超、弟くんも2000g間近というところまで来て、元気に成長してくれています。

早産による弊害をいくつも乗り越えていく
赤ちゃんの生命力には本当に脱帽です。
たくさんの奇跡を見せてもらいました。

そんなわけで、
『妊娠・出産は何が起こるか分からない』
この言葉を痛感したマタニティライフでした。

今後は今回書ききれなかった、妊娠中の出来事や、子どもたちの入院中の日々、育児中の
残しておきたいことが思いついたら書いていこうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは。





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