母のお話。

3.11のお昼すぎ。

とある資格を取るために

講義に出席していたときのこと。

ランチ後の講義は眠くて

ウトウト舟を漕いでいたそうです。

コクンっ

大きく頭が下がった。

やばっ

急いで顔を上げると

目の前の教壇を
右の扉から左の窓に向けて

ドドドドドドドド…！！

かなりの数の兵隊さんが走り抜けていったのです。

必死に何かから逃げるような

そんな感じだったといいます。

え！！！？

思わず声が出そうになったけど
もちろん周りの人は何も気づいてない様子。

不吉だなぁ。。そう思った矢先

あの大きな揺れが起こったのです。

母は、能登の地震の前にも同じようなものを見ています。

朝、家のシャッターを開けた瞬間

目の前を何かがが走り去って行ったのです。

東日本大震災の時ほどの人数ではなく

服装や髪型などハッキリと
見た目は分からなかったけれど

ヒトの形をしていて

人間でないことは確か。

いやな元旦だなぁ。何となく不吉。

そして

あの地震が起きました。

不吉なことがあったら先におしえてよと
何度も伝えていたのだけれど、

でも気のせいの場合もあるし

何も起こらない場合もあるし

割と不思議な体験に慣れてしまってるから

誰にも言わないことが多いし。

だそうです。

でも最近地震多いし

今後大きな地震が来るとも言われてるから

次こそは何かあったら教えてねと

強く伝えました。